RokuがvMVPDを買収

Rokuは$$1.85億でvMVPDのFrndlyを買収する。Frndlyは低価格のvMVPDで、録画機能付きのサービスを$7で提供している。サービスにはA&E、History、Hallmark等、50以上のチャンネルがあるが、多くは無料で放送されているDiginet(地上波放送のサブチャンネル向けネットワーク)である。FrndlyはRokuの子会社になるが、経営陣は残り、サービスは引き続き、Roku以外にAmazon、Samsung TV等の幅広いプラットフォームで提供されていく。

RokuもNetflixと同様に理由者数の発表を終了している。Q1の総視聴時間は358億時間で、前年同期から51億時間増えている。売上は$10.21億で、広告、アプリ料金等のプラットフォーム収入が$8808億、デバイスが1399億となっている。プラットフォーム収入は前年同期比で17%、デバイスは11%の増加であった。赤字は$5028億で、前年同期の$7200億から減っているが、前期の$3910億から増えている。

SonosがCTV参入を中止

オーディオ・メーカーのSonosはストリーミング・プレーヤー市場への参入を計画してきたが、中止になったと報じられている。会社は昨年の新アプリのローンチに大失敗し、CEOが1月に引責辞任したことで、混乱状況にある。Sonosが狙っていたのはハイエンドの製品で、Roku等に勝てる可能性は少なく、正しい決定かもしれない。しかし、この決定で大きなダメージを受けるのはTrade Deskである。Trade DeskはTV OSのVenturaを発表しており、Sonosがこれを搭載した最初の製品になるはずであった。Venturaはストリーミング・サービス、あるいはハードウェアに関連してなく、中立なOSと言うメリットがあり、使いやすさを特徴にしてる。しかし、多くのCTVベンダーはデバイス、ストリーミング・サービス、広告までの自社のエコシステムを作りたく、中立のOSへの関心は低い。Sonosの製品に搭載されることで、Trade DeskのUnified ID 2.0を含むVenturaの機能がユーザに認められることが大切であった。しかし、Sonos以外のメーカーとの契約はまだ進んでいないようである、SonosのCTV撤退により、Venturaの成功は困難になった。

YouTubeはTVネットワークか

2月14日でYouTubeは二十歳になった。TubeはCathode-ray Tubeのことで、Boob Tube(Boobはバカ者)がテレビの俗称であるようにテレビを意味している。しかし、テレビネットワークはYouTubeにTV番組が配信されることを大きな問題とし、YouTubeを敵視していた。しかし、TV番組のクリップがYouTubeに投稿され、バズれば視聴者は増え、プロモーション価値がある。これが理解されるると、TVネットワークはYouTubeでチャンネルを持ち、公式に番組のクリップを配信するだけでなく、一部の番組はフルにYouTubeで配信されるようになった。

ATSC 3.0への移行

NABはFCCに対して現行のATSC 1.0から3.0への移行の規制作りを求めた。NABの計画では2028年2月末に、全部で210ある放送地域中のトップ55地域の放送局はATSC 3.0への移行を完了させる。そして、期限までに移行出来ない55地域の小規模局、非営利局、それに残りの155地域の放送局は2030年2月末までに次世代規格への移行をする。最初の移行までは3年しか無いが、NABはATSC 3.0への移行はテレビ局の生き残りのためには不可欠だと訴えている。

Amazon Channelsの効果

Apple TV+は昨年10月からAmazon Channelでも加入することが可能になった。Antenna社によるとAmazon ChannelsからのApple TV+へ加入者した人は10月は14%、11月は21%、12月は25%と増え、合計で150万人の加入があった。10月からの3ヶ月間の加入数は約900万人で、Amazon Channelsはその20%に貢献している。Amazon Channelsからの加入者が増えても、直接加入(iTunesでの加入)が減っているのではAmazon Channelsを使う価値は無い。しかし、Antennaの統計ではApple TV+への直接加入者数は前年同期とほぼ同じであり、カニバリズムは起きていない。