StreamTRAK社によると、FASTサービスにおけるユニークチャンネル数は1911個あり、最も多くのチャンネルがあるサービスはAmazonのPrime Live TVで674チャンネルがある。StreamTRAKのチャンネル数のグラフにある16のFASTサービス以外も存在するが、提供している会社はAmazon、Roku、Samsung等のCTV向プラットフォームが最も多い。チャンネル数では2位のPlexはメディアサーバー・ソフトウェアの会社であり、CTVプラットフォームに加えることも出来る。

増えているのがvMVPD系のサービスで、グラフにあるSling Freestream、MyFree DirecTV、Philo Freeの他にFuboも無料で約170チャンネルを配信している。vMVPDの利用者は加入と解約を繰り返す人が多く、無料サービスを提供することで、解約中の利用者を引き留めるのが目的である。
FASTサービスの中で最も特徴があるのはLocalNOWで、地上波局を所有しているAllen Media Groupのサービスである。LocalNOWはFAST向けのローカルニュースのチャンネルとしてスタートし、今は、FASTサービスになっている。現在でもローカルニュースのチャンネルが豊富で、配信している406チャンネルの中、300以上はニュースのチャンネルである。
ニュースはFASTサービスの重要なジャンルで、FAST向けのプライアウト・サービスのAmagiによると2021年Q3ではFASTサービスの視聴時間の36%はニュースのチャンネルであった。現在でもニュース・チャンネルはFASTサービス視聴時間の25%を占めている。ニュースを制作しているローカル局の殆どはFAST向けのニュース・チャンネルを提供している。
