STIRRの今後

FASTサービスのSTIRRをSinclairから購入したスタートアップのThinking Mediaはチャンネルを増やすためにコンテンツ事業者と交渉をしている。2019年にローンチされたSTIRRはピーク時には100以上のチャンネルと5000時間以上のオンデマンドのコンテンツがあったが、売

CES: ATSC 3.0の動き

パテント訴訟で敗訴したことで、LGはATSC 3.0搭載のテレビから撤退したが、CESでは新たなNEXTGEN対応のテレビと外付けチューナー製品の発表があった。最もメージャーな製品はTCLのミニLEDのQM8シリーズで、65インチから98インチのモデルが発売になる。発売予定は5月で、価格は65インチが$1,699で、98インチが$11,999。

ZapperBoxからはASTC 3.0搭載のT1シリーズが発売になった。製品は13インチのポータブル版(タブレッド型)と15インチのテレビ型(スタンド付き)の2つのバージョンがあり、Q2に発売開始になる。ZapperBoxはすでに外付けDVR型のM1を販売している。T1、それにM1ともにGeneiatech社のATSC TVプラットフォームとBitRouter社のASTC3pakソフトウェアがベースになっている。

CES: テレビ受像機の動き

テレビ受像機に関してはCESでは3つの大きな動きが見えた。1つは画面サイズが大きくとなっていることだ。NDPが昨年に行った調査によると、TVを購入した人の44%はより大きな画面を求めてアップグレードをした。TCLによると同社の98インチ以上の製品の2023年の販売台数は前年から6倍も増えている。TCLの最大のモデルは115インチの製品で、98インチの製品はQ6、QM7、QM8の3つのモデルから選択することが出来る。Samsungも4モデルに98インチのサイズがあった。高画質の動きは停滞しており、Bigger the betterに進んでいる。