FCCのネット中立性規制案

FCCは新たなインターネット中立性規制のドラフト作りを始めているが、Wheeler委員長は、新しい規制ではインターネットを使いサービスを提供している事業者とブロードバンド事業者が優先接続の契約をする事を検討していると発言し、話題になっている。インターネット中立性を支持しているグループは、一部の事業者が優先される事で中立性は無くなるとして反対をしている。Wheeler委員長は、インターネット中立性を無くすことが意図ではないと説明をしている。

実際に、Netflixは以前から幾つかのブロードバンド事業者とOpen Connectにより直接接続を行い、速度の向上をさせている。さらに最近、Comcastと有料の直接接続の契約し、先月にはVerizonとも同様な契約をしている。Netflixはブロードバンド性能の低下を防ぐためにこれら契約は必要だが、Comcast等は加入者から料金を取りながら、サービスを提供している側からも金を取ろうとしているとも批判している。

NetflixとComcastの直接接続の効果はあったのか? Netflixが発表しているISP Speed Indexの3月結果ではComcastにおけるNetflixのストリーミングの平均速度は2.5 Mbpsで、1月の1.5 Mbpsより、65%も増えた。この結果、Comcastの順位は6位上がり、5位にランクインした。
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http://ispspeedindex.netflix.com/usa

AT&Tの高速ブロードバンド

AT&Tはノースカロライナ州の6都市で1 Gbpsのネットワークを提供する為に地域のブロードバンドイニシアティブのNorth Carolina Next Generation Network(NCNGN)との交渉を行っている。話がまとまれば、AT&Tはローリー、ダーラム等の都市でそのGbitPowerのサービスを提供する。この地域はGoogle Fiberの拡大予定にも入っている。AT&Tはテキサス州オースチンで、すでにシンメトリカルな300 Mbpsのサービスを月額$70で提供しており、ネットワークのアップグレードが完了した時点で無料で1 Gbpsに移行する。AT&Tはその他、ダラスでもGbitPowerの開始を予定している他、21の大都市地域の自治体との交渉を始めている。多くの都市はGoogle Fiberの予定地域にも含まれており、GoogleとAT&Tの競争が始まろうとしている。

別のAT&T関連の話題で、Wall Street紙はAT&TがDirecTVに対して400億ドルのオファーをしたと報じている。AT&TはTVサービスの拡大に関心があり、Uverseの地域を広げているが、大きな設備投資が求められ、また、自社の営業地域外に広げることは難しい。以前にもDirecTV、あるいはDISH Networkの買収に関心を示しているとの噂はあったが、ComcastによるTWC買収でにより現実的になってきたようだ。AT&TはUverse TVを販売していない地域ではDirecTVのサービスを再販している。また、DirecTVにはDISHとの合併の噂もある。

BB加入者がケーブルTVと並ぶ

ケーブルTV事業者のビデオサービスへの加入者は衛星放送、電話事業者に奪われ減少を続けてきた。しかし、ケーブルTV事業者のブロードバンド加入者の成長率は電話事業者より高く、加入者数では、いずれはブロードバンドがケーブルTVを抜くことになる。Leichman Research Groupが調査対象にしているケーブルTV大手の9社(Comcast、TWC、Charter、Cox、Cablevision、Suddenlink、Mediacom、Cable ONE、Bright House)におけるブロードバンド加入者数は4930万世帯と、ケーブルTV加入世帯の4960万世帯と殆ど同じになった。
ケーブルTV、インターネット事業者代表のNCTAもその組織名からCableを取り除くことを検討している。同組織はNational Cable Television Associationとしてスタートし、2000年にNational Cable &Telecommunications Associationに名称を変えた。新名称は決まっていないが、NCTAは、「NCTA The Internet and Television Association」と言う名称を商標登録している。
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Leichtman Research Group

ビデオレンタルと購入市場

DEG(Digital Entertainment Group)から2014年第1四半期のビデオレンタルと購入の市場規模が発表された。販売、レンタルを含め物理媒体関連の売上は14%減少をした。電子媒体は16%の成長をしているが、市場全体規模は縮小している。

アメリカのビデオレンタルと購入市場

 

2013年1Q

2014年1Q

物理媒体

3,128.08

2,692.23

DVD & Blu-ray

2,098.83

1,822.51

店舗での単品レンタル

262.00

175.54

サブスクリプション

270.33

224.56

自動キオスク

496.92

469.62

電子媒体

1,580.21

1,837.90

電子販売(Electronic Sell Through)

231.20

330.25

VOD

614.93

579.03

ストリーミング・サブスクリプション

734.08

928.62

合計

4,708.29

4,530.04

Digital Entertainment Group

RelativityがMakerに$11億をオファー

先月にDisneyがMaker Studioに9.5億ドル($5億+$4.5億のボーナス)で買収すると書いたが、その契約が完了する前に映画会社のRelativity Mediaが11億ドルのオファーを出した。Relativityの買収金額は$5.25億で、目標が達成された場合のボーナスとして$5億、それにMakerの主要な社員に合計で$7500万のボーナスが出る。Maker StudioはYou Tubeで複数のチャンネルを持つ会社の1つで、55,000チャンネル、3.8億人のサブスクライバーを持つ。

その他のYouTubeのMulti-Channel Network(MCN)としてはMachinima、AwesomenessTV等がある。Machinimaは最近、Warner Brothers等から1800万ドルの資金を得ている。DreamWorksがバックにあるAwesomenessTVは最近、競合のBig Frameを1500万ドルで買収している。