Comcastが400万世帯を手放す

ComcastはTime Warner Cableの買収に備え、Charter Communicationsとシステムの売約と交換の契約を結んだ。もしも、TWC、の買収が認められた場合、ComcastはTWCのシステムの内、約140万世帯分をCharterに売る。そして、地域の有効なクラスター化の為に約160万世帯分を交換する。さらにComcastは約250万世帯のシステムをCharterとの合弁会社のSpinCoにスピンオフする。SpinCoの3分の2はComcastとTWCの株主が持ち、3分の1をCharter が持つ。ComcastがTWCを買収し、この契約が実行されるとCharterが第2位のケーブルTV事業者になる。

コードカッティングは減っているのか

インターネットを使ったビデオの配信が増える事で多チャンネル(有料テレビ)サービスを使わないコードカッターが増えると言われているが、その逆に多チャンネルサービスへの加入は増加傾向にあるとの推測もある。

Centris Marketing Science社が行った調査では、25から34歳の世帯主では、多チャンネルサービスへの加入は昨年4Qの78%から今年の4Qでは75%と減っているが、18歳から24歳の世帯主では、68%から78%へと増えている。25から34歳でも3ヶ月以内に多チャンネルサービスからの脱退を考えていると答えた人は減っている。

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Centris Marketing Science

Centrisの調査はまた、ストリーミングサービスとコードカッティングの関係を否定している。同社の調査ではストリーミングサービスでテレビ番組を見る人の方が、コードカッティングをする可能性は低いと答えている。

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Centris Marketing Science

多チャンネルサービス加入者

Comcastの加入者は2期連続で増えた。今年の第1四半期の増加は24,000世帯であった。Comcastが買収を計画しているTime Warner Cableの加入者は減少をしているが、減少の規模は少なくなっている。昨年第4四半期には217,000世帯を失ったのに対して、今期の減少は34,000世帯であった。

Verizon FiOS TVの加入者は57,000世帯増えた。これに対して、AT&T Uverse TVの加入者は201,000世帯増え、570万世帯になった。VerizonはFiOSサービス地域の拡大を終了しているため、増加数は減っている。

ComcastのX1とWiFi

Comcastは多くの新しいX1の機能を発表した。最もユニークな機能は、モバイルデバイスからどこのX1にでも個人的なビデオをストリームする事が出来る機能だ。自宅のX1はもちろんの事、州外のX1にもビデオを送る事が出来るので、子供のビデオ等を遠くの家族に送る事も出来る。サービスはXfinity Voiceの一部として2015年に提供が開始になる予定。

X1のガイド画面がアップデートされ、下記の機能が加わっている。

  • スペイン語のガイド画面
  • Live Last 9: 前に見た9つまでのチャンネルを表示し、その2つ選択するとそのチャンネルをピクチャー・イン・ピクチャーで視聴出来る。
  • 目が悪い人の為のしゃべるガイド
  • 頻繁に見るチャンネルを番組リストの最初に表示させる機能
  • 子供向けの番組ガイドがVODだけでなく、リニア放送にも対応になった

また、新しいアプリとして、空調、電気等をコントローするHome App、家族の位置をスマートフォンのGPSを使い表示するFamily Point App、それにボイスメールを聞く、あるいは読む事が出来るVociemail Appが加わった。

Comcastはまた、そのWiFi網を広げており、すでに100万のホットスポットを提供し、年内には800万を超えると発表した。Comcastはその営業地域で、屋外、商業設備、それに加入宅内のゲートウェイを使い、アクセス可能な地位を増やしている。どの程度の数の加入者宅のゲートウェイがホットスポットに使われているかは公開されていない。Comcast、TWC、Cablevision、Cox、それにBright Houseの5事業者は「Cable WiFi」のブランドで、ローミング契約をしている。

Cablevisionのクラウドベースの広告

ネットワークDVR等の先進的な技術を採用する事で知られているCablevisionは、ActiveVideoとの協力でクラウド広告のテストを開始する。ActiveVideoのCloudTV AdCastはHTML5でインタラクティブな広告を配信する事で、高度なグラフィックスの広告を素早く、安いコストで提供する事を可能にする。CloudTV AdCastは、クラウド側でHTML5のレンダリングを行い、既存のSTBにも広告を表示する事が出来る。American ExpressがCablevisionのテストでの広告主になる。

プエルトリコのLiberty Puerto Ricoは、ActiveVideoのCloudTV技術を使い、ソーシャル的なUIの提供を始めている。Social Content Navigatorは8つの番組を同時に表示する。番組はその地域でポプラーな物、あるいはその視聴者が好むものの中から自動的に選ばれる。UIはクラウドベースで提供されているので、同時に8つのチャンネルを見せているが、QAMチューナは1つで良い。