2014年NAB
2014年のNABへの登録者は98,015人で、前年の4%増であった。実際の来場者数はまだ発表されていない。昨年の実際の来場者は93,850人であった。展示者数は1,746社で、利用スペースは7%増え、945,000平方フィートであった。混雑度を低く感じたのは利用スペースが増えたためであろうか。
今年のNAB前の、プレスリリースには買収関係が目立った。昨年にプライベートエクイティーのGores Groupに買収された、HarrisのBroadcast事業は1月にエンコーダー会社のImagine Communicationsを買った。そして、3月にGores GroupはHarrisの伝送系以外を分離し新しい会社を作り、社名をImagine Communicationsとした。Imagine社は、NAB中にTV Everywhere向けの製品拡大の為に、Digital Rapids社の買収を発表した。
なぜiSTBが注目されているか
インターネットSTB(ストリーミング・プレーヤ)はスマートTVが普及するまでの過渡的な製品との見かたがあった。しかし、Tim Cook氏はApple TVは同社の「趣味」では無く、主流の製品になっていると語っている。昨年夏に出荷が開始されたGoogle Chromecastの売上は好調で、すでに数百万台が出荷されている。そして、先月にはAmazonがFire TVを出荷開始した。
iSTBに対する消費者の関心が高まっているのはスマートTVが高価な事がある。TVメーカーに取り、スマートはハイエンド向けテレビの機能である。これに対して、iSTBは$100以下であり、WalMartで買った、小さな画面の安いテレビでもスマート化が出来る。インターネット接続はハイエンド機能であるので、メーカーは毎年、見た目を新しくし、古いスマートTVを陳腐化させている。LGはYahoo TV、LG独自、Google TV、そしてWebOSと、毎年の様にミドルウェアまで変えている。メーカーはスマートTVは高価で、1年で陳腐化するとのメッセージを送っている。それなら、$35のChromecastを買った方がスマートである。
