ブロードバンド利用者が不正にビデオ、オーディオコンテンツのダウンロード、あるいはアップロードをしているかを監視するCopyright Alert System(CAS)はコンテンツ事業者とISPの協力で昨年2月に開始された。Center for Copyright Informationによると、最初の10ヶ月間で送られた不法通知は120万件であった。異議の申し立てがあったのは265件だけで、間違はゼロであった。CASの目的は利用者の教育であり、不正コピーの利用に対する罰は無い。
Android TVの発表
Googleは6月に開催されるGoogle I/OでAndroid TVを発表する準備をしている。Android TVはChromecastの様にGoogleが売るデバイスでは無く、メーカー向けのプラットフォームとして開発されている。Google TVの様な放送との融合機能は無く、ストリーミングビデオとゲーム向けで、Chromecastより高度な機能を提供する。Android TVはアプリからアクセス可能なコンテンツを縦断的に検索し、検索結果から直接にビデオを再生する事が出来る様だ。Android TVにはUIを標準化する機能もあるが、ストリーミング事業者には不評の様で、採用される可能性は低い。
すでにChomecastがあるのに、なぜAndroid TVが必要か。Android TVはゲームを含め、より高度な機能を提供する為に製品である以外に、ChromecastとAndroid TVは別の部署でスタートした事も2つのプラットフォームが出来た理由になっている。Google TVはAndroidベースであるが、Androidチームとは全く別であった。どちらかと言うとChrome部門に近く、ChomecastはChrome部門とGoogle TVのエンジニアが作った物である。Android部門は、独自にメディアプレーヤを開発て来ており、それが今回のAndroid TVであり、Google TVがベースになったものではない。
ConnecTVもフォーカスを変える
一時は大きな話題であった、ソーシャルTVアプリは消え始めている。YahooはIntoNowのサービスを止め、ZeeboxはBeamlyとなり、TV関連のチャットルームにフォーカスを変えた。地上波局が合同で始めた、ConnecTVもビデオ・クリップの共有サービスに変身をした。ConnecTVは、Gannett、Hearst、Media General等が参加している地上局のPearlグループのソーシャルTVアプリとして、視聴している番組と連動した情報等の提供をしていた。しかし、利用者は少なく、ConnectTVの最新アプリではテレビで放送中の番組の一部を短いクリップとしてセーブし、ソーシャル・ネットワークに投稿する事がフォーカスになっている。ConnecTVはアプリの広告スペースを売る事で収入を得ようとしている。
JinniがAT&T Uverseと契約
イスラエルのJinniはAT&Tと契約し、Uverseのオンデマンドサービス向けにコンテンツディスカバリーのソリューションを提供する。Jinniは「Entertainment Genome」と呼ばれるムードと嗜好ベースのコンテンツディスカバリーを提供している。同社は、EricssonのMediaroomに採用されており、カナダのTelus等で使われているが、AT&T Uverseが最大の事業者になる。JinniはComcastとの契約もあるが、まだ導入はされていない。コンテンツディスカバリーのソリューションのソリューションとしてはこの他、Digitalsmiths(TiVoに買収されている)、ThinkAnalytics等がある。
Sonyの4Kメディアプレーヤ
Sonyは第2世代目の4Kメディアプレーヤ、FMP-X10の価格は$699で、7月から出荷を開始すると発表した。FMP-X10は昨年発売されたFMP-X1の後続機で、FMP-X1と同様に1 TBのHDDを搭載し、Sony Video Unlimited 4Kからダウンロードしたビデオを再生する以外、Netflixのアプリを走らせる事が可能で、House of Card等のNetflixが配信する4Kビデオの再生も出来る。Sonyは欧州では、HDDが内蔵されていないFMP-X5を€399で発表している。
