ケーブルモデム、STB、テレビ等のチップベンダーで、Broadcomと競合するMaxLinearはMoCAのチップを開発しているEntropicを$2.87億ドルで買収した。MaxLinearはカリフォルニア州のカールスバッドを本社にし、約300人を雇っている。
♦ Rentrakがレンタル事業を売却
視聴者調査でNielsenと競合しているRentrakは同社の元々の事業であったパッケージ・メディアのレンタルサービスをカリフォルニア州サンタクララのVobileに$700万で売却した。RentrakはビデオレンタルチェーンのNational Videoとして1977年にスタートした。同社は、映画会社からディスクを購入し、レンタルするのではなく、レンタル毎に映画会社に料金を支払うPPT(Pay Per Transition)のモデルを開発した。National Videoは1988年に売られ、PPTに専業する為にRentrakと社名を変更した。2009年にRentrakはNielsenから映画観客数の調査部門を書い、現在の視聴者調査事業に参入している。Vobile社はコンテンツ認識の技術を使う、コンテンツの監視等のサービスを提供している。
TVネットワークとOTTの関係
アメリカのテレビ業界には3つの大きなステークホルダーがいる。ネットワーク、その放送をする事業者(地上波局、多チャネルサービス)、それにテレビメーカーである。この1つ欠けても放送サービスは成り立たなく、3者の関係は持ちつ、持たれつであった。しかし、OTTがこの構造を破壊している。
4K化に躊躇する放送事業者に変わり、テレビメーカーはOTTサービスを新しいパートナーにしている。4Kでの放送は先のことであり、テレビを売るにはNetflix、M-Go、Amazon等の4Kでの配信をしているOTT事業者との関係が不可欠である。4Kでは放送局(多チャネルサービス事業者)とテレビメーカーの関係は薄く、スマートTVにいかに多くの4K対応OTTサービスのアプリを搭載出来るかが鍵になっている。
インターネットビデオの視聴
Ooyala(Telstra子会社)が発表したQ3 2014 Global Video Index Reportによると、インターネットで配信されているビデオにおけるモバイル端末(スマートフォンとタブレット)での視聴率は、第3四半期に30%に達し、前年比114%の成長となった。7月、8月にモバイル視聴のシェアが特に高かったのは、ワールドカップ、ウィンブルドン、ツール・ド・フランス等のスポーツイベントが影響をしている。

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