TV視聴とツイート

Nielsen Socialによると、TV番組に関連したツイートの68%は番組放送時間を間に挟んだ6時間の間に行われる。6時間におけるツイートの率が最も多いのはリアリティ番組で70%を占める。ドラマは64%、コメディーは55%となっている。何に関してツイートをするかに関して、Nielsenはツイートの種類を番組の中身に関する物、番組に対する関心、俳優に関する物、それに番組のプロモーションに対する物の4種類に分け、その構成率はそれぞれ46%、36%、13%、4%としている。

FCCが地上波局合併を許可

FCCは地上波局を保有するJournal CommunicationsとE.W. Scrippsの合併を許可した。JournalとScrippsはそれぞれの放送局と新聞事業を合併し、スピンオフする。Scripps社は16のテレビ局を持ち、Journal社は40のラジオ局と12のテレビ局を持っている。放送局グループはScrippsの社名を引き継ぎ、売上は8億ドルになる。新聞部門は、Journal Media Groupとなり、売上は約$5億ドルになる。

FCCはまた、Media GeneralとLIN Mediaの合併も許可した。LINは39のテレビ局、Media Generalは32のテレビ局、それに120以上の低出力テレビ局を持つが、3つの放送局を手放し、合計68局を持つ会社となる。

FCCがMVPD定義変更を開始

FCCは正式にインターネットでライブ配信を行う事業者と多チャンネルサービス事業者(MVPD = Multichannel Video Programming Distributer)として再定義する為のプロセスを開始し、Notice of Proposed Rule-Makingの公示をした。現在の規制では、MVPDは配信網を独自に持つ事業者と定義されているので、インターネットを使いビデオ配信を行う事業者はMVPDにはならない。この定義変更が行われると、Aereoの様にライブで番組を配信する事業者が地上波番組の再送信権利を得ることが可能になる。

Amazon、Comcastが4K配信を開始

AmazonもPrime Instant Video(SVOD)とInstant Video(レンタル)で4Kコンテンツの配信を開始した。オリジナル番組のAlpha House、Transparent、Gortimer Gibbons Life on Normal Streetに加え、BBCのOrphan Black、Sony PicturesのThis is The End、American Hustle、Crouching Tiger, Hidden Dragon等が提供されている。Amazonは、2014年末、あるいは2015年前半に公開される最低で4つのオリジナル番組が4Kで提供される他、パイロットとして制作が決定している7つのドラマも4Kで配信する。

ケーブルTV事業者のComcastも約束通りに4KでのVODを開始した。提供されるコンテンツはNBCUniversal系のUSA NetworkのCovert Affairs、NBCのChicago Fire等で、インターネットを使い、Comcast加入者に対して無料で提供される。視聴するには2014年版のSamsungスマートTVが必要になる。Comcastは、来年には4Kコンテンツを増やすと共に、4K対応の新しいSTBの提供も開始すると発表している。

ESPNのアラカルト料金は月額$30以上

多チャネルサービスの値段が高騰している理由の1つにスポーツチャンネルが増えている事がある。リアルタイムでの視聴が多いスポーツはテレビ放送に取って重要なコンテンツになっている。契約金が最も高い多チャネルネットワークはスポーツ専門のESPNで、月に1加入者あたり$6の契約金になっている。

スポーツをあまり見ない人にとっては、無駄な金を払っている事になる事から、多チャネルサービスの料金を現在のパッケージ制からアラカルト制にする事する提案がある。しかし、ESPNは1000万の加入世帯があるから$6で事業になっており、アラカルト料金なる事で加入者が減れば、契約料金は上がる。さらに、加入者が減れば広告収入も減るので、その分も料金が増える。Scalar Media社が行った計算ではESPNが現在のスポーツリーグとの契約を維持しつつ、アラカルト料金でサービスを提供する場合の月額は$30になる。NHL(National Hockey League)以外のメジャースポーツの権利を持つ、ESPNであれば、月額$30は不可能な金額ではないかも知れない。しかし、地域のスポーツチームを放送する地域スポーツチャンネルでのアラカルト制は無理である。Scalar Media社の計算では、コロラド州でRockies(MLB)の放送をしているRoot Sports Rocky Mountainの加入者数は150万世帯だが、実際の視聴世帯数は4万世帯程度でしかない。もしも、Root Sports Rocky Mountainをアラカルトで提供した場合の世帯あたりの料金は月$1000になる。