Samsungの2015年スマートTVは、EchoStarのSlingboxの様にTVの番組をモバイル端末で視聴可能にする機能を持っている。TVで視聴開始した番組(多チャネルサービス、地上波、あるいはOTT)をモバイル端末にミラーする事が出来る。この機能はTVのスイッチを切っても使うことが出来るので、TVで見始めた番組を別室に移動して、モバイル端末で見続ける事が出来る。しかし、配信にはWiFi Directが使われているので、宅外からアクセスをする事は出来ない。また、モバイル端末側にはリモコン機能が無いので、チャンネルの切替も出来ない。この機能はSamsungのTizenベースの全スマートTVで提供される。もう1つ、TizenスマートTVに提供されている機能にBriefing on TVがある。この機能を使うと、スマートフォンの目覚ましと同期し、TVの電源が入り、天気予報、予定(Google Calendar)等が表示される。これと同様な機能をComcastのX1が提供している。
TCL、PhilipsがMatchstickを採用
PanasonicはそのスマートTVのOSにFirefox OSを採用したが、TCLとPhilips(TP Visionのブランド)もFirefox OSの搭載を予定している。しかし、2社はFirefox OSベースにスマートTVを開発するのでは無く、Firebox OSを使ったChromecastライクなMatchstick社のFlintをテレビに組み込む。Matchstick社はKickstarterで$470,000の投資を集め、Flintと呼ばれるGoogleのChromecastと同等の機能を持つ製品を開発している。Chromecastと同様にスマートフォンで視聴開始したビデオをテレビで見る事を可能にする。通常は、Chromecastと同様にクラウドからの配信をスマートフォンからテレビに切り替えが、Flintはスマートフォンからテレビに直接ストリーミングする事も出来る。Flintは今年の2月に発売になる予定。Flintを内蔵したテレビの出荷時期は不明。
TiVoのRoamio OTA
TiVoがケーブルTVチューナーを搭載していないRoamio OTAを全米で発売開始した。地上波チューナだけのRoamio OTAは昨年秋に発表されたが、発売は全米で400のBest Buy店舗に限られていた。Roamio OTAは500 MBのHDDを内蔵し、地上波の録画が出来る他、Netflix等のOTTサービスのアプリが走る。定価は$49.99でRoku等の製品より安いが、Roamio OTAを使うには毎月、$14.99のサービス料が必要となる。
RokuがTVパートナーを増やす
昨年のCESでRokuのストリーミング・プラットフォームを内蔵したテレビをTCLとHisenseが発表し、今年のCESでは新たにHaierとInsignia(Best Buyのブランド)がRokuとのパートナーシップを発表した。現時点ではRokuは4K配信には対応をしていないが、4Kテレビ向けのレファレンス・デザインを開発中で、4K対応のRokuプラットフォームを使ったスマートTVはTCLから最初に発売になる予定。
Vudu専門のストリーミング・スティック
Walmartは同社のVODサービスのVuduを専門とするストリーミング・スティック、Vudu Sparkの発売を開始した。Vudu Sparkは$25と安いが、電源アダプターは含まれていので、USB端子を使う必要がある。また、Vudu SparkはVudu専門であり、他のOTTサービスへのアクセスは出来ない。しかし、WalmartはVudu Sparkの購入者に$25のVuduへのクレジットを提供しているので、Vudu Sparkの値段は実質、無料になる。
