SuddenlinkもRoviのDTA EPGを採用

ケーブルTV事業者のArmstrongに続き、SuddenlinkもDTA(Digital Transport Adapter)にRoviのEPGを採用する。ケーブルTVのデジタル移行の際にデジタルSTBでは無く、低価格のDTAを採用する事業者が多いが、DTAは単方向であり事から既存のEPGを提供する事が出来ない。RoviはOpenCableのEBIF(Enhanced TV Binary Interchange Format)に類似した技術を使い、グラフィカルなEPGをDTA上で提供する事を可能にしている。Suddenlinkは2017年までにその90%のサービス地域で1 Gbpsのブロードバンドを提供する為にアナログでの放送を終了させようとしている。

Netflix加入者が1年で1300万増加

Netflixは2014年でそのストリーミングサービスへの加入者を4,435万人(内、有料4,143万人)から5,739万人(有料5,447万人)に増やした。アメリカ国内の加入者は3,911万人(有料3,770万人)に達し、海外加入者は1,828万人(有料1,678万人)に増えた。アメリカ国内だけで行われている郵便によるディスク媒体でのレンタル加入者は577万人(有料567万人)で、昨年末からは110万人の減少をしている。

Netflixは今年に20程度のオリジナル番組の制作を予定している。英語以外の番組の制作も行われており、スペイン語のオリジナル番組の「Club de Cuervos」(13話)は今年の後半に公開の予定。

Netflixは正式に日本市場に秋に参入する事を発表した。Netflixに取りアルファベットを使わない国への最初の参入になる。Netflixの課題は2つある。1つは日本で配信可能なコンテンツ、特に日本語のコンテンツの配信権の獲得である。もう1つの課題は文化の違いである。UI、検索、レコメンデーション等、欧米で成功したフォーミュラがそのまま日本で使えるとは限らない。南米ではブロードバンド環境が悪い、スペイン語のコンテンツが少ない、それにクレジットカードの利用が低い等の理由で出だしにつまずいた事もある。

NBCのスーパーボウル配信

NBCは2月1日のスーパーボウルをそのウェブサイトとタブレット・アプリのNBC Sports Live Extraで無料配信をした。NBC Sports Live ExtraはTV Everywhereで、通常はライブ中継の視聴には多チャネルサービスへの加入が必要とされるが、スーパーボウルでは認証無しでライブ視聴を行った。スマートフォンへの配信は、NFLがVerizonと契約をしているので、NBCは行えなかった。Adobe AnalyticsによるとNBCのスーパーボウルのインターネット配信は1分間平均で80万人がアクセスし、最大同時アクセスは130万人であった。NBCによると、ユニーク利用者数は250万人で、昨年のスーパーボウル(Foxが放送)から9%増えた。NBCはスーパーボウルの配信にはAkamaiのCDNを使い、トラフィックがAkamaiの容量を超えた場合のバックアップとしてLevel 3が待機していた。

M-GoがBeamrと契約

Roku、スマートTV等向けにVODのサービスを提供しているM-Goは高画質のビデオをより効率的に行う為にイスラエルのBeamr社の技術を採用する。Beamr VideoはH.264のビデオを劣化なしでさらに25%圧縮する。BeamrによるとNetflix等はフルHDを5~6 Mbpsでエンコードしているが、同社の技術を使うことで同じ画質のビデオを3~4 Mbpsで配信する事が出来る。
Technicolor社とDreamWorks Animationのジョイント・ベンチャーのM-GoはSamsungのスマートTVで4KビデオのVODサービスを行っているが、購入したビデオの録画も可能にした。Secure Contents Storage Associationの技術を使い、M-Goから購入した4Kビデオを保存し、SamsungのスマートTVで視聴する事が出来る。

VerizonのOTTサービスは夏に開始?

VerizonはIntelのOnCueを購入し、OTTベースのビデオサービスを予定しているが、サービスの開始は今年の夏になる予定。同社はLTEマルチキャスト使う以外、インターネットベースのサービスも検討している。OnCueはケーブルTV同等のサービスを提供する予定であったが、Verizonはリニアなサービスは行わないと語っている。