Paramount Globalは多チャンネル向けネットワークのMTV、Comedy Central、Paramount Network等のウェブサイトから殆どのビデオを削除した。削除することで、俳優等への利用料の支払いを節約すうことが出来る他、有料のParamount+の加入者を増やす目的もあるようで、ビデオを削除したウェブサイトでは代わりにParamount+への加入を勧めている。また、Paramount+の値上げも発表し、広告付きParamount+は8月から$2値上げし、$7.99になる。広告無しのParamount+ with Showtimeは$1値上げの$12.99になる。
Caffeineサービスが終了
AmazonのTwitchに競合するライブ配信のプラットフォームとして2016年にスタートし、Fox、Disney、Cox等から$3億の資金を得ていた、Caffeineが6月26日に突然にサービスを終了した。最近では2022年にFoxがCaffeineに対して$1億の投資を行っている。Caffeineは最近ではマイナーなスポーツの配信を専門にしていたが、2月にLIV Golfの配信権を得た。LIV GolfはCaffeine以外、地上波のCWで放送し、YouTubeでも配信をしており、Caffeineのサービス終了のインパクトはない。Caffeineの利用者は6000万人いたと発表されている。
Paramount Globalの買収劇
映画劇場チェーンのNational Amusements, Inc.(NAI)は子会社のParamount Globalを売りに出している。いくつかの会社が興味を示し、オラクルのラリー・エリソンの息子、デヴィッド・エリソンが持つSkydanceが独占交渉権を得たが、話はまとまらなかった。これにより、Skydanceによる買収には反対していたと言われるCEOのボブ・バキシュが辞任した。そして、SonyとApollo Global Managementが共同でParamount Globalとの交渉を始めたが、これもまとまらなかった。
スポーツ権利の争奪戦
ストリーミングサービスによるスポーツ権利の奪い合いが加熱している。Netflixは2024年のクリスマスに行われるNFLの2試合の権利を得、Rokuは前期はNBCUniversalが持っていたMLBの日曜の朝の最初の試合の権利を得た。また、Warner Bros. Discovery、NBCUniversal、それにAmazonはNBAの権利で争っている。スポーツがストリーミングサービスに欠かせないコンテンツになっているのには2つの理由がある。
ESPNのストリーミング化
ESPN(Entertainment and Sports Programming Networkの略)は1979年にスタートしたスポーツ専門のケーブルTV向けネットワークで、1984年にABCが買収した。ESPNはケーブルTVサービスの普及に大きな貢献をし、その再送信契約料は1加入者あたり、月$10以上で、最も高価なネットワークである。ESPNはケーブルTVのベーシック・プランのネットワークであり、スポーツを見ていない人も再送信契約料の対象であり、Disneyの大きな収入源である。しかし、ESPNを含めたスポーツは多チャンネルサービスの値上の原因でもある。
