MediacomとBlue RidgeがTiVoを採用

アイオワ、イリノイ、ミネソタ、ジョージア、フロリダ等の州でケーブルTVサービスを提供しているMediacomはTiVoのユーザインタフェースを使ったメディア・ゲートウェイの導入を開始した。ゲートウェイは、Pace社製のMG1で、6つのQAMチューナを搭載し、IPビデオにも対応している。

ペンシルベニアのBlue Ridgeは、メディアゲートウェイ含めたTiVoの製品の採用をする。Blue RidgeはTiVoが開発している6チューナのT6ゲートウェイに加え、TiVo Preview、TiVo Miniをその加入者に提供する。TiVo T6は、新しいDVRのRoamioをベースにしたゲートウェイで、IPベースでQAMチューナの無い、TiVo Miniを子機に使う。TiVo Previewは、DVRの無いSTBで、DVR、機能を求めない世帯に提供される。

PS4とXbox Oneが発売

SonyのPS4とMicrosoftのXbox Oneの発売が開始しされた。どちらもゲームだが、ビデオ機能を重視させている。PS4は、Amazon Instant Video、Crackle、Epix、Crunchyroll、Hulu Plus、NBA Games、Netflix、NHL Game Center、Redbox Instant、Vudu、それにYupp TVの11のビデオ向けアプリが発売と共に提供された。Sonyはまた、11月15日にVODサービスの「Video Unlimited」をスタートさせた。Video Unlimitedは200,000本以上の映画、TV番組のレンタル、あるいは購入を可能にしており、PS4、Bravis TV、Blu-rayプレーヤ、Xperiaタブレット等のSony製品からアクセスする事が出来る。

これに対して、Xbox Oneは、Amazon Instant Video、Crackle、The CW、ESPN、Fox NOW、FXNOW、HBO GO、Hulu Plus、Machinima、MUZU、Netflix、Redbox Instant、Target Ticket、TED、The NFL、Twitch、Univision Deportes、Verizon FiOS TV、YouTube、それにVuduのアプリが公開されている。TV EverywhereアプリはPS 4はEpixの1つだが、Xbox OneはThe CW、ESPN、Fox Now、FXNOW、HBO GO、Univision Deportesとより豊富である。Xbox OneはOneGuideと呼ばれるプログラミングガイドを提供し、多チャンネル放送のSTBとのインテグレーションも可能にする。このOneGuideのTVデータの提供はRoviが行う。

Appleが2つの会社を買収

Appleは3Dセンサー技術を開発しているイスラエルの会社、PrimeSense社を約3.6億ドルで買収した。PrimeSenseは2009年のCableLabsのSummer Conferenceにおいて優秀新製品アイデア賞を受賞しており、その技術はMicrosoftのKinectの最初のバージョンに採用されている(現在のKinectはMicrosoftの技術を使っている)。Appleがどの様にPrimeSenseの技術を採用するのかは不明。

Appleはまた、ツイート分析の会社、Topsyを2億ドルで購入した。TopsyはこれまでにTwitterに投稿された全ツイートのアーカイブを保有している。

Binge Watchingの影響

先月号でも書いたようにBinge Watching(まとめ視聴)はオンラインビデオでは当たり前になっている。番組が面白ければ、続きを見続けることが出来るのがオンデマンドの魅力であり、Binge Watchingが増える事は当然である。しかし、オンラインビデオでBingeする事は、テレビ視聴も影響を与えるのであろうか。

New York Times紙の記事(http://www.nytimes.com/2013/10/07/business/media/dvrs-shift-tv-habits-and-ratings.html?_r=1&)によると、9月に始まった今期のテレビシーズンではさらにタイムシフト視聴が増えている。単にタイムシフトでの視聴が増えているだけで無く、放送から4日以後の視聴が増えていると報じている。これは、単に番組にキャッチアップするまでの時間が長くなっているだけの事かも知れない。しかし、Binge Watchingの習慣がテレビ放送の視聴にも現れ始めている可能性もある。

オンラインビデオの利用

非営利団体のPew Research Centerからオンラインビデオの利用に関する調査結果「Online Video 2013」(http://www.pewinternet.org/Reports/2013/Online-Video.aspx)が発表された。これによるとインターネット利用者におけるオンラインビデオの視聴は、2009年の69%から増え、78%に達した。年齢別では、18~29歳では95%、30~49歳では87%、50歳以上では58%であった。インターネット利用者の内、YouTube等のビデオ共有サイトの利用者は72%で、オンラインビデオ利用者の殆どはビデオ共有サイトを利用している。