CableCARDの廃止が決定

Satellite Television Extension and Localism Act Reauthorization (STELAR)が下院と上院を通過し、大統領が署名をした事で、CableCARD規制は1年後に廃止になる。STELARは衛星事業者の地上波再送信に関する法の更新であるが、CableCARD等の他の放送関連の項目も含まれている。法案はすでに、下院と上院を一度通過したが、内容が上院と下院の案では内容が異なったため、調整をし、再度通過させる必要があった。

CableCARD規制はSTBを標準化し、小売を可能にする事を目的とし、 ケーブルTVのSTBにCASを内蔵する事を禁止し、CableCARDとして提供する事を義務付けている。CableCARD規制によりSTB、あるいはデジタルケーブル対応のテレビの販売は可能になったが、売れず、CableCARD法は不成功であった。

4Kの話題

CESが近づいている。昨年のCESでは数多くのメーカーから4K TV、それにサービスが発表されいる。もしも、2015年のCESの前に実際に出荷、あるいはサービス開始が開始しないと、嘘の発表をした事になる。2015年CESを目前にし、4Kのサービス開始が相次いでいる。

昨年のCESでの話題であった、低価格メーカーのVizioからの4K TVも予定通り出荷が開始しされ、大手メーカーの製品も値下がりした事で、4Kテレビの販売は伸びてる。調査会社のGfKによると、9月と10月での59インチ以上のテレビの販売台数では、4K TVのシェアが40%になっている。DisplaySearch社によると第3四半期の4Kテレビの売上台数は世界で300万台となり、2014の9ヶ月間の累計は640万台に達した、

ChromeCastがApple TVを追い抜く

これまで、ストリーミングビデオ用のSTB(iSTB)は、RokuとApple TVの独占であったが、Park Associates社の調査では、GoogleのChromecast、それにAmazonのFire TVが健闘しており、2014年の9ヶ月間の売上では、ChromecastがApple TVを追い抜き、2位に入った。

オンラインビデオ視聴

ComScoreが発表したコンピュータからのオンラインビデオのユニーク視聴者数は2014年10月で1.91億人で、前年同期の1.89億から僅かだが増えた。視聴者の最も多いサイトは相変わらず、Googleであった。Google系サイトの視聴者数は1.62億人で、2位のFacebookの9383万人に1.7倍に差を付けている。しかし、Google系サイト視聴者は前年同期の1.65億人より減少をしている。Facebookでのビデオ視聴者は7005万人から9383万人増えている。Googleのマルチチャンネル・ネットワークの1つのMaker Studioは自社のポータルからの視聴者数を大きく増やし、6位に上昇をしている。

コンピュータから視聴されたオンラインビデオサイトのトップ12
2014年10月 1,000人 2013年10月 1,000人
合計 191,456 合計 188,976
Google系 162,317 Google系 164,819
Facebook 93,834 Facebook 70,055
AOL 86,291 AOL 62,273
Yahoo系 57,058 NDN 50,555
VEVO 48,195 VEVO 49,608
Maker Studio 45,563 Amazon系 44,287
Amazon系 44,017 Yahoo系 42,334
AnyClip Media 41,992 Microsoft系 38,895
Vemeo 38,851 Vemeo 31,851
Fullscreen 37,326 Maker Studio 30,475

ComScore

テレビ放送帯域返上のプロセス

FCCは無線通信向けの帯域を増やすためにテレビ放送を返上させ、競売する計画を進めている。これにより、最大で120 MHz(20チャンネル分)を空ける予定である。このプロセスは3つの段階にわかれている。第一のステップは、放送免許を持っている会社が対象のリバースオークションある。次に、通信事業者により競売があり、最終的に帯域の再編成が行われる。帯域の競売はこれまでに何回も行われて来たことだが、今回のプロセスでユニークな点は最初のリバースオークションである。この時点で、帯域を返上する放送事業者が十分に現れない場合、競売は成り立たない。

帯域を返上させるためにFCCは飴と鞭を使う。飴は、競売で得た収入を帯域返上をした事業者に分け与える事である。リバースオークションでは、帯域返上に関心のある事業者は返上する免許に対いして価格を付ける。同じ地域で、必要以上の事業者が返上意図を示した場合、価格が安い事業者が優先される。放送局が付けた価格を上回る入札が無い場合は、競売は成立せず、局は帯域を返上する必要無い。最低でもリバースオークションで提示した金額を得る事が保証される。競売金額が設定された金額を大きくと超えた場合、事業者への支払いも増えるが、FCCはそれがどの程度になるかは競売が終わってから決めると発表してる。帯域は再編成されるので、現在のチャンネルから動かなければならいない局が出て来る。FCCは民営局に対しては経費の80%、非営利局には90%を支払い、その為に$17.5億ドルの経費を予定している。