AWS-3オークションが$400億を超える

Advanced Wireless Spectrum(AWS) 3として、1695~1710 MHz、1755~1780 MHz、それに、2155~2180 MHzで合計で、64 MHzの1,614の免許が競売されている。AWS-3競売は、2016年の放送帯域の競売金額を推測するためにに強い関心を得ている。FCCの予想額は100万ドルであったが、12月4日の時点では、これを大きく上回る4000万ドルに達した。2008年に行われた、デジタル移行で空いた700 MHz帯の競売総額は$196億で、これをも上回る金額となっている。

予想を遥かに超えた$400億に達した事で、放送免許を返上する事に対する関心が増えている。AWS-3より、扱いやすい放送帯域は$400億を上回る可能性が高い。しかし、AWS-3に大きな投資をした直後に、さらに大きな投資をするかを疑う意見もある。返上帯域の競売は延期が決まっており、早くても2016年初めになる。

Black Fridayの買い物客は5.2%減

クリスマス商戦の始まりで、大きな割引で買い物客を集めてきたThanksgiving翌日のBlack Fridayだが、インターネットでのショッピングが進むことで、店舗への買い物客が減少している。2014年のThanksgiving(28日)から日曜(30日)までの買い物客は、National Retail Federationによると1.337億人で、昨年の1.411億人から5.2%減っている。4日間では、やはりBlack Fridayの買い物客が最も多く、8690万人が金曜日に店舗、あるいはオンラインで買い物をした。

商品としては衣料品が最もポピュラーで54.5%が衣料品を購入した。DVD、Blu-ray、あるいはビデオゲームもポピュラーで35%が購入した。電子製品は34.2%、おもちゃは32.6%であった。テレビは毎年、Black Fridayの目玉商品で、今年は大手家電チェーンのBest Buyは通常は$1,400のSamsung製55インチ、4KのスマートTVを$900で販売した。同社はまた、Panasonicの50インチLED TVを$200で売った。一部のBest Buyの店舗では11月前半から人が並び始めていた。

最初は、Black Fridayから日曜までが、店舗でのバーゲンで、月曜からオンラインでのバーゲンが始まり、それをCyber Mondayと呼んでいたが、現在では、オンラインもBlack Friday、あるいはそれ以前からバーゲンを始めている。ComScore社によるとThanksgivingのオンラインショッピングの売上は前年比で32%増えた。増加率の推定が最も低い、IBM Digital Analyticsでも14.3%の増加になっている。また、オンラインショッピングにおけるモバイルからのシェアは30%近くになっている。

ThanksgivingとBlack Fridayのオンラインショッピングの売上前年比とモバイルシッピングのシェア

 

ComScore*

IBM Digital Analytics

Monetate

Custora

Adobe Digital Index

Thanksgiving売上前年比

+32%

+14.3%

–

+17.7%

+25%

Black Friday売上前年比

+26

+9.5%

–

+20.6%

+24

モバイル売上の率(Thanksgiving)

–

–

28.1%

34.3%

29%

モバイル売上の率(B. Friday)

–

27.9%

26.7%

30.3%

27%

Marketing Charts

DISHとCBSが契約更新

再送信契約で、衛星放送事業者のDISH Networkと地上波のCBSがもめていた。12月5日にはついにCBSがDISHへの配信を切り、ニューヨーク、LA、サンフランシスコ等のCBSが放送局を持つ14地域のDISH加入者はCBSを見ることが出来なくなった。昨年のTime Warner CableとCBSの争いでは、1ヶ月間もTWCからCBSが消えていた。しかし、配信を切った直後に話し合いはまとまり、すぐにCBS放送はDISHに戻った。

基本的な再送信料以外にDISHとCBSの争点は2つあった。1つは、DISHがそのHopper DVRで提供している自動広告スキップの機能である。CBSはDISHに対してこの機能の停止を求め、訴訟も起こしていた。今回の契約ではDISHは放送から1週間はCBSの番組では自動広告スキップを行わない事を約束し、CBSは訴訟を取り下げた。

もう1つはDISHが行おうとしているOTTでの多チャネルサービスのNuTVでCBSの番組を配信する権利である。CBSはCBS All Accessを始めており、その番組をインターネットで配信する事に関しては問題は無い。しかし、CBS All Accessは月額$6の有料サービスであり、DISH上で配信する際もCBSは高額な料金を要望した。DISHはCBSの要求する金額に合意する事が出来なく、契約からこの項目は外された。このため、DISHのNuTVサービスではCBSの番組は放送出来なくなる。

DisneyがUVへの対抗を開始

DisneyはUltraVioletに参加せず、独自のデジタルコンテンツの販売方法を採用するする事を選んだ。UltraVioletへの加入者は1900万人を9月に超えたが、DisneyのMovies Anywhereの利用者は低迷していた。しかし、DisneyはApple iTunesとの契約をし、その後Google Play、Vudu等パートナーを広げている。UltraVioletはまだApple、Googleとは契約出来ていない。

The NPD Groupの調査では、UltraVioletの認識は高まっており、44%に達している。1900万人がUltraVioletに登録している。

NielsenがSVODも視聴調査に加える

テレビ番組の視聴調査を行ってきたNielsenは2015年中にNetflix、Amazon Instant Video等のサブスクリプション型VODでの視聴も調査に加える予定である。ビデオコンテンツの視聴はリアルタイムからタイムシフト、オンデマンドと変化をしているが、視聴調査が追い付いていなく、テレビネットワークから不満が出ていた。

Nielsenに競合するRentrak社は、放送7日以降のタイムシフト視聴が大きく増えた事で、リアルタイム視聴が主体であった既存のNielsen統計に問題が出ていると語っている、Rentrak社の調査ではリアルタイム、タイムシフト、それにオンデマンドを加えた、テレビ視聴者は減っていない。しかし、全体を100とした場合、リアルタイム視聴は97に減っている。逆に増えているのが、1日~3日後の視聴、それに8日~15日後の視聴である。

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Rentrak