4Kの話題

CESが近づいている。昨年のCESでは数多くのメーカーから4K TV、それにサービスが発表されいる。もしも、2015年のCESの前に実際に出荷、あるいはサービス開始が開始しないと、嘘の発表をした事になる。2015年CESを目前にし、4Kのサービス開始が相次いでいる。

昨年のCESでの話題であった、低価格メーカーのVizioからの4K TVも予定通り出荷が開始しされ、大手メーカーの製品も値下がりした事で、4Kテレビの販売は伸びてる。調査会社のGfKによると、9月と10月での59インチ以上のテレビの販売台数では、4K TVのシェアが40%になっている。DisplaySearch社によると第3四半期の4Kテレビの売上台数は世界で300万台となり、2014の9ヶ月間の累計は640万台に達した、

問題はコンテンツである。コンテンツが普及しないと3D TVの二の舞いになってしまう。現在、4Kのビデオを見る現実的な手段はNetflixだけである。Netflixは4Kで配信するビデオを増やしているが、先月から4Kビデオを見るためには通常より$3高い、月額$12のサービスへの加入が必要となる。Netflixの4Kサービスは、Samsung、Sony、Vizio、Panasonic、LG、それに東芝の2014年4 KスマートTVで視聴できる。4Kで視聴するには25 Mbsp以上のブロードバンド回線が必要である。

Netflixに対抗するAmazonはTony Bennett & Lady Gagaのコンサート、それにオリジナル番組のTransparent、Alpha House、Mozart in Jungle等を4Kで配信することを発表していが、まだ開始していない。同社は、既存のAmazon Instant Videoの料金で、4Kビデオを提供し、Netflixの様に別のサービス料金は作らないと発表している。

スマートTV、Roku等のOTTデバイス向けにVODサービスを行っているM-Go(TechnicolorとDreamWorksのジョイントベンチャー)はSamsungのスマートTV向けに4KでのVOD配信を開始する。AmazonのVOD、Vudu、iTune等でもまだ4Kは始まっていないので、これがインターネットベースのVODにおける最初の4Kサービスとなる。4Kコンテンツは通常より$2程度高価になる。

DirecTVは11月14日からインターネットを使ったVODに4Kコンテンツを加えた事で、アメリカで4Kサービスを開始した最初の多チャネルサービス事業者となった。配信される映画はForrest Gump、Transformers等の数タイトルで、レンタル料は$3.99から$15.99。しかし、現時点ではDirecTVの加入者でも4K VOD見られる世帯は、同社のGenie DVRを使い、さらに2014年型のSamsung 4K TVをい持つ世帯に限られる。さらに、Genie DVRからSamsungのTVに4Kコンテンツを送るためにはフィールドエンジニアが現場でソフトウェアを導入する必要があり、そのコストは$50。

Comcastもインターネットを使った4KのVODを12月中に開始すると約束している。ComcastもSamsungのスマートTVを対象にサービスを開始する。ComcastはHEVCをサポートしたSTBの開発をしているが、導入は早くても来年中旬になる。