TiVoのハイブリッド配信ソルーション

TiVoは同社のDVRを採用している事業者向けにIPTVへの移行を可能にするQAMとIPのハイブリッドの配信プラットフォームを発表した。プラットフォームはクラウドベースで既存のTiVo STB、Android TVベースのSTB、ストリーミング・プレーヤ、モバイル端末等、多様なデバイスへの配信に対応する。Comcast等の大手事業者はすでにQAMとIPの両方をサポートするシステムを導入し、マルチデバイス化を進めている。中小ケーブルTV事業者向けにはMobiTVとEvolution Digitalがマルチデバイス向けの配信ソルーションを提供している。

ATSC 3.0でのVR配信

VR VideoとWheresMyMediaは共同でLiveWorksと呼ばれるVRコンテンツをATSC 3.0規格で配信するアプリケーションを開発した。プロジェクトはNABのR&D推進組織のNAB PILOTからの$15万ドルのシード金でスタートした。VRの普及には配信方法も重要な課題であり、新しい放送規格のATSC 3.0を使った配信が注目されている。

PlayStation VRが200万台を超える

SonyによるとPlayStation VRの世界での設置台数が200万台を超えた。PS VRはアメリカでは昨年の10月に発売が開始され、今年の6月には販売台数が100万台を超えた事が発表された。SonyはPS VR向けのゲームは150タイトルを超え、12月3日時点で1220万本が売れている。Canalys社によると、Q3のVRヘッドセットの出荷台数は100万台で、その内の49%はPS VRであった。

DishのAirTVの新製品

Dish Networkは同社のOTT多チャンネルサービスのSling TVで地上波放送を見ることを可能にするチュナー内蔵のストリーミング・プレーヤ、AirTVの新製品を発表した。これまでのAirTVと同様にAndroid TVを内蔵し、Netflix等のOTTサービスも見ることが出来る。さらに新製品はSling機能を内蔵し、受信したチャンネルをAirTVが接続されたTV以外のスマートフォン、タブレット等のデバイスを使い、家庭外からでも見る事をが可能になっている。AirTVの新製品は$120で販売されている。

FCCがATSC 3.0を承認

FCCは次世代放送規格としてATSC 3.0を承認した。これにより、放送局はIPベースで、4K、モバイル放送、ターゲット広告等の新しい機能を可能にするATSC 3.0での放送を開始する事が出来る。ATSC 3.0は低迷している地上波放送を立ち直らせる技術として期待されており、放送事業者のSinclair、放送事業者コンソーシアムのPearl Group等の放送局会社が導入を進めている。Sinclairはその子会社のOne Mediaを含めた全局でATSC 3.0での放送を2018年から開始する。また、地上波放送局代表のNational Association of Broadcaster(NAB)と家電メーカー代表のConsumer Technology Association(CTA)はFCCからATSC 3.0のテスト放送を行う許可を得、Tribune社が持つシカゴのWJW(Fox加盟局)でテスト放送の開始をする。