CableCARDの設置枚数は780万

大手10のケーブルTV事業者は過去3ヶ月間で160万枚のCableCARDを導入し、2007年7月からの導入枚数は780万に達した。この内の殆どは、ケーブルTV事業者がレンタル提供しているSTB向けに導入された物である。デジタルケーブルTV対応のTVセット、あるいはTiVo向けに導入されたCableCARDは累計で、375,000枚で、全体の5%でしかない。

TWCがPhotoShowTVを拡大

Time Warner Cableは視聴者が投稿した画像、動画を専用のVODチャンネルで視聴可能にするPhotoShow TVをそのテキサス州のアルバニー市で提供を始めた。PhotoShow TVは2年前にTWCのハワイのシステムで開始され、ニューヨーク市、サンアントニオ市、サウスカロライナ、オハイオ州南西、オースチン、ダラス、ロチェスター、グリーンズボロ(ノースカロライナ)で提供されている。PhotoShow TVは無料だが、サービスを利用するにはTime Warner CableのデジタルケーブルTVとケーブルモデム(RoadRunner)の両方に加入している必要がある。システムはRoxio社のSimple Starサービスを使い、投稿者はRoadRunnerのウェブ上で、Simple Starのソフトウェアを使い画像、動画を編集し、スポーツ、ペット、家族等の分類を付け、投稿する。この時点ではファイルはFlashフォーマットであるが、これをSimpe StarでMPEGに変換し、ファイルにある投稿者のメタデータからどのTWCのヘッドエンドに送るか判断し、適切なヘッドエンドのVODサーバーに転送をする。投稿者にはその画像(動画)がVODで視聴可能になった旨がEメールで通知される。TWCは投稿されたコンテンツを監視し、放送に不適当な物はVODサーバーには載せない。企業向けには有料で、専用のチャンネルをもらえるサービスもある。

DirecTVがTiVoと再契約

DirecTVはTiVoと新しいHD対応のSTBの提供を含めた、2015年までの契約を行った事を発表した。DirecTVは2000年にTiVoと契約し、TiVo内蔵のSTBの提供を始めた。これにより、TiVoの加入者数は大きくと増加をした。しかし、2005年にDirecTVは当時は同じ系列であったNDS社の技術を使ったDVRを提供する決定をし、TiVoとの契約を解消した(当時は共にNews社の子会社であった)。2006年にDirecTVはTiVoとの再契約を行ったが、これは基本的に既存のDirecTV-TiVoユーザのサポートを続ける為で、新製品の導入は無かった。これにより、TiVoの加入者数は減少をしていった。今回の契約では新たなHD対応のSTBの提供が含まれている。TiVoはこの他、ComcastとCoxとの契約もあり、加入者がふえて行くことが期待されている。現在、DirecTVはNew社からLiberty Mediaの手に移っており、NDSとの資本関係は無くなっている。
また、別のTiVo関連ニュースで、TiVoは1テラバイトのHDを搭載し、150時間のHD番組の録画出来る、TiVo HD XLを$599で発表した。XLは通所のTiVo HD DVRの2倍の価格だが、7倍の記憶容量がある。

AT&TがマルチルームDVRの提供を開始

AT&TはDVRに録画した番組を他の部屋のSTBから視聴する事を可能にするマルチルーム(あるいは、ホールハウス)DVRのサービスをサンフランシスコ地域のU-Verseで開始し、デトロイト、ヒューストン、シカゴ、サンディエゴ、テキサス中部でもスタートさせている。サービスはAT&Tが使っているMotorola、あるいはCiscoのDVRへのソフトウェア・アップグレードで可能になる。AT&Tは2008年中に他の地域でもこのTotal Home DVRと呼ばれるサービスを可能にしていく。サービスは無料であるが、DVRとSTBがホームネットワークで接続されている必要がある。FiOSも同様のサービスを提供しており、ネットワークには同軸ケーブルのMoCAを使っているのに対して、AT&Tは電話線のHomePNA 3.0を採用している。FiOSのマルチルームDVRはまだSDにしか対応していないが、AT&TのTotal Home DVRはHDに対応している。1つのDVRから7つのSTBをサポート出来、同時に4つのSDストリーム、あるいは3つのHDストリームを提供する事が可能。