Nielsenは2008~2008年期の米国のTV視聴世帯は1.145億として、その視聴者統計を計算すると発表した。これは前年期より、1.5%の増加である。Nielsenはこれら世帯における、2歳以上の人口は2.9億と推定しており、これは1.3%の増加となっている。人種別ではアジアとヒスパニックがそれぞれ4.4%と4.3%と平均の3倍近い増加になっている。
AT&TがDISHからDirecTVに移行
AT&Tは現在、同社がU-Verse TVを提供していない地域で、DISH NetworkのDBSサービスを再販しているが、その契約が切れる2009年1月31日以降は、DISHの競合のDirecTVの再販に切り替えることを発表した。前四半期に25,000の加入者を失っているDISH(2008年9月号「DISHはQ2で25,000世帯を失う」参照)に取り、これは大きな打撃になる。証券アナリスト会社のSanford BernsteinはDISHは2009年で、400,000の加入世帯を失うことになるだろうと予想している。
Bright HouseがSDVを導入
ケーブルTV事業者のBright House Networksはフロリダ州のオーランドのシステムでスイッチド・デジタル・ビデオ(SDV)の導入を完了させた。Bright HouseはBigBand NetworksのSDVを採用しており、この後、タンパ(フロリダ州)とインディアナポリス(インディアナ州)で導入を行う。BigBandは同社のプロフェッショナル・サービス・チームは90日間でSVDの導入を完了させられると言っている。他のSDVの大手としてはCiscoとMotorolaがある。
AT&T: 圧縮技術の進歩に賭ける
AT&Tは25 MbpsのVDSL上でそのIPTVサービスのU-Verseを提供している。ブロードバンドサービスが帯域の5~10 Mbpsを使うので、ビデオには20 Mbps以下の容量しか無い。現在、AT&Tは1世帯に、2つのHDストリームを送れるようにし始めている。しかし、HDTVの普及が進んでいる中、2つのHDストリームでは、HD番組を視聴し、DVRで録画するだけで一杯になってしまう。この様な将来性の無いシステムに投資をしているAT&Tに対する疑問も出ている中、AT&TのCTOのジョン・ドノバン氏はGoldman Sachs Communications Conferenceに於いて、この問題は圧縮技術の進歩で解決されると語った。ドノバン氏は現在AT&Tは6~8 MbpsでHDを送っているが、来年には5 Mbpsまで圧縮することが可能になり、3つのHDストリームが同時に送れるようになると語り、さらなる圧縮技術の進歩で、より多くのHDストリームの提供が可能になると説明した。しかし、高い圧縮率により本来のHD画質が失われており、U-Verseの利用者からはAT&TのHDは「偽HD」だとの批判も出ている。
RCNが完全デジタル化
オーバービルダー(既存のケーブルTVサービスがすでにある地域で競合ケーブルTVサービスを行っている事業者)のRCNはそのワシントンDCのシステムを10月で完全デジタル化する事を発表した。RCNは回収したアナログ帯域を使い、75チャンネルのHDサービス、より高速なケーブルモデム、それに外国語チャンネル等を増やす。RCNはそのボストン、シカゴ、ニューヨーク、フィラデルフィアのシステムも完全デジタル化を進めて行く。
