欧州: IPTV

  • Telefonia(スペイン): 既存電話事業者のTelefonicaは、Imagenio Flixibleと呼ばれるベーシックなIPTVサービスを立ち上げた。新しいサービスは月額10ユーロで、14のデジタル地上波、16のチャンネル、VODへのアクセスを提供する
  • OTE(ギリシャ): OTEはそのIPTVサービスのConn-x TVの為に、Pirelli BroadbandのHD、HD/DVR STBを採用する事を発表した。Conn-x TVは、EricssonのMAS IPTVプラットフォームを使い、CASにはSecureMediaが採用されている。
  • Billi(ベルギー): Alpha Networkは、ベルギーでIPTVサービスのBilliをスタートさせた。Billiのトリプルプレーは、60チャンネル、電話、24 Mbpsのインターネットで45ユーロとなっている。Billiの競合はケーブルTV事業者のVOOになる。
  • Telekom Slovenija(スロベニア): 2009年末時点でのTelekom SlovenijaのIPTVサービスへの加入者数は109,471で、2008年末より29%の成長を見せた。同社は、ケーブルTVサービスも提供しており、その加入者は2008年から58.3%増えた、8,875世帯であった。スロベニアのIPTV市場における、Telekom Slovenijaのシェアは61.1%で、2位のT2(32.4%、3位のAmis(5.7%)を大きくと引き離している。

国際: デジタル化/アナログ停波

  • オランダ: Telecompaperによると、オランダにおけるTVのデジタル率は2009年第4四半期に3.5%増、471万世帯に達した。これは、TV世帯の59.2%に対応する。デジタルTVのプラットフォームとして最も多いのはケーブルTVで、1.2%の成長をし、全体の53.9%を占めた。衛星放送は20.9%、IPTVは6.4%であった。
  • ウェールズ: ウェールズは3月31日にアナログ停波を完了させ、英国で最初にデジタル移行を完了させた国となった。
  • スペイン: スペインは、3月30日にマドリッド、バルセロナ、セルビアでアナログ停波完了させた。4月以降、アナログ放送が続くのは限定された地域になり、99%近い人口に対してデジタル放送が提供される事になる。
  • インドネシア: Jakarta Post紙によると、インドネシアはデジタル移行の計画を作り始めており、予定では2018年にアナログ停波を行う。
  • チュニジア: チュニジアは3月15日からデジタル移行を開始した。デジタル放送は2014年にはチュニジア全土に行き渡る予定。
  • ペルー: ペルーは3月30日にデジタル移行を開始した。TV Peruがデジタル放送を開始した最初の局となった。ペルーはISDB-Tを採用している。

増えるオンラインビデオの視聴

ComScore社の統計によると、オンラインビデオの視聴者は2009年12月で、インターネットユーザの86%に値する1.78億人に達した。1年前の2008年12月は1.5億人であった。2009年12月に視聴されたオンラインビデオの本数は332億本で、前年同期の143億本から、150%の成長を見せている。1視聴者あたりの平均月間視聴本数は、2008年12月では96本であったのが、2009年12月には187本へと増えた。

インターネットでビデオを配信しているサイトのトップは依然として、Google/You Tubeで、1.358億のユニーク視聴者を持ち、2009年12月で月間132億本のビデオをストリームし、全体の約40%のシェアがあった。ユニーク視聴者数での2位は、Yahoo!で、5980万人がYahoo!でビデオを視聴した。

ユニーク視聴者数
サイト 視聴者数 平均視聴本数
Google系 135,830,000 97.5
Yahoo系 59,842,000 9.0
Fox Interactive Media 56,781,000 9.7
CBS Interactive 47,918,000 6.2
Microsoft系 44,579,000 12.6
Hulu 44,189,000 22.9
Viacom Digital 39,592,000 9.4
Facebook.com 32,754,000 5.0
Turner Networks 30,586,000 12.0
5min.com 30,530,000 2.5
合計 177,851,000 186.9

ComScore

ブロードバンドの普及計画

FCCは3月16日にそのブロードバンド普及計画を公開会合で発表し、翌17日に議会にその計画を提出する事になっている。FCCのジェネコウスキー委員長は、ゴールは2020年までに1000万世帯に対して、100 Mbpsのサービスを普及させることだと発表している。FCCはまた、ブロードバンド普及計画として、ブロードバンドの利用を教育、医療、エネルギー、雇用等の推進と融合するアイデアを発表している。

FCCがメディアの将来の調査を開始

FCCは、ジェネコウスキー委員長の特別顧問のSteve Waldmanをリーダーとして、メディアの将来を考えるプロジェクトを開始させた。3月4日のワークショップがその最初の活動となり、年末にはその報告書を発表する予定。メディア、特に地域の報道メディアが低迷する中、FCCが何を提案するかが注目される。FCC委員が全て、このプロジェクトに賛成ではない。共和党のロバート・マクダウェル委員は、FCCの権限がメディア全体におよび、さらに政府がメディアの方向性に立ち入ることを疑問視する声明を発表している。