FCCは3月16日にそのブロードバンド普及計画を公開会合で発表し、翌17日に議会にその計画を提出する事になっている。FCCのジェネコウスキー委員長は、ゴールは2020年までに1000万世帯に対して、100 Mbpsのサービスを普及させることだと発表している。FCCはまた、ブロードバンド普及計画として、ブロードバンドの利用を教育、医療、エネルギー、雇用等の推進と融合するアイデアを発表している。
National Telecommunications & Information Administration(NTIA)が発表した報告書、「Digital Nation」では、アメリカの世帯におけるブロードバンドの普及は64%であった。アメリカの世帯数は約1.3億なので、4700万世帯がブロードバンド未導入となる。普及率は2007年の51%より増えているが、依然として低収入層、年寄り、それにアジア系以外のマイノリティーにおける普及率が低い。また、都市部ではブロードバンド未利用世帯率が34.1%であるのに対して、田舎の未利用率は45.9%と高い。「サービスが提供されて無い」は都市部では1.1%と低いのに対して、田舎では11.1%であった。
この報告書は、http://www.ntia.doc.gov/reports/2010/NTIA_internet_use_report_Feb2010.pdfにある。
NTIA
NTIAの報告書に続き、FCCもその調査の結果を「Broadband Adaptation and Use in America」として発表した。この報告によると、アメリカ人の78%はインターネットユーザであり、65%は家庭でブロードバンドを使っている。米国の人口は3億であるので、1億人がブロードバンドを家庭で使っていない事になる。
FCCのブロードバンドのコストが利用をしていない理由のトップになっている(36%)。しかし、価格を下げたら、利用が増える訳では無い。利用をしていない、最も大きな理由の2位はコンピュータ知識不足(22%)で、3位は必要性を感じないから(19%)であった。22%の人たちは、コンピュータを使うスキル、あるいは自信が無く、19%は、インターネットの重要性を認識していない。これが変わらない限り、ブロードバンドの価格を下げても、これらの人は、ブロードバンド利用者はならない。
このFCCの報告書は、http://hraunfoss.fcc.gov/edocs_public/attachmatch/DOC-296442A1.pdfにある。
FCC「Broadband Adaptation and Use in America」

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