CharterがTiVoを導入

ケーブルTV事業者としては第4位で、470万世帯の加入者を持つCharter Communications社は、TiVoのDVRとそのプログラミングガイドを導入する契約を行った。Charterは、TiVoのDVRをその加入者に対して提供していくだけでなく、通常のSTB向けにもTiVoのプログラミングガイドを導入していく。CharterはTiVoの協力で、TiVoをそのケーブルTVサービスに統合していく予定で、VODのコンテンツをTiVoの検索エンジンに対応させるだけでなく、他の機能、アプリケーションを今後加えていく。Charterが提供するTiVoはニュース、Facebook、Twitter等のアプリケーションだけでなく、インターネットビデオ向けのアプリケーションも一部提供されるが、Netflixのアプリケーションは対応していない。これは、TiVoとNetflixとの契約が、第3者を使って提供するDVRをカバーしていないためである。

サウスカロライナのケーブルTV事業者のComporiumもその加入者に対して、TiVoベースのDVRの提供を開始した。同社は、TiVoベースのDVRを通常のDVRより$10高価な月額$16.95で提供をしている。Comporiumが使っている製品は、TiVo製ではなく、中小のケーブルTV事業者向けにSTBを販売しているEvolution Digital社がTiVoからのライセンスで作っている製品。

Comcast: Xfinityでリアルタイム配信

ComcastはTime WarnerのTurner Broadcasting Systems(TBS)とのTV Everywhereに関する契約を締結した。この契約はTBSのTNT、TBS、CNN等のチャンネルをカバーし、これらのチャンネルが放送した番組をキャッチアップとして、Xfinityで後日に配信するだけでなく、一部の番組は放送と同じ時に配信をされる。Comcastはまた、そのiPhone、iPad向けのアプリケーションをアップデートし、これらのデバイスからXfinityで配信される番組を視聴する事を可能にした。

FiOS TVとUverseの加入者

2010年第4四半期にVerizonは182,000世帯のFiOS TVへの加入者を加え、総加入者数を347万世帯とした。FiOS TVの収入はVerizonの家庭向け有線通信サービス分野の53%を占めるようになった。Verizonのブロードバンドサービスへの加入世帯は840万であった。2010年末で、FiOSはVerizonの有線通信サービスの60%に相当する、1650万世帯で加入可能であった。FiOS TVに限った加入可能世帯数は1240万である。

これに対して、AT&TのUverseへの加入者は246,000世帯増え、299万世帯に達した。Uverseの加入者数は、Cablevisionの304万世帯に迫っている。Uverseへの加入者が増えることで、AT&Tが販売してきたDirecTVへの加入者が減っている。2009年末では217万あったAT&Tの衛星放送への加入世帯は193万に減っている。

TWCがクラウド事業者を買収

Time Warner Cableは2.3億ドルで、コンピュータサービス事業者のNaviSite社を買収した。NaviSiteは従業員570人の会社で、1,200以上の顧客にホスティング、マネッジド・アプリケーション、メッセージング等のクラウドベースのサービスを提供している。

TWCの第4四半期の売り上げは前年同期から5.9%増え、48億ドルに達したが、ケーブルTVサービスへの加入者は141,000世帯減っている。NaviSite社の買収により、TWCはビジネス市場での売り上げの増加を狙っている。Verizonもクラウド事業者のTerremark Worldwide社を140億ドルで買収するとの噂がある。

Dishが衛星事業者を買収

Dishは破綻した衛星通信事業者のDBSD North Americaを10億ドルで買収する予定。DBSDはICO North Americaの名前でスタートし、衛星と地上アンテナを使い、全米をカバーするモバイル通信・TVサービスを立ち上げようとしていた。すでに衛星は打ち上げているが、サービスは商業化はされていなかった。DBSCは2009年5月に会社更生法の適用を受けており、DishがDBSDを買収するには、同社が更正を完了させ、さらにFCCからの許可を得る必要がある。