Bytemobile社の発表によると、無線ネットワークのトラフィック全体の40%はビデオであり、モバイルビデオの利用が進んでいるように見える。しかし、同社は10%のモバイル端末のユーザが、90%のトラフィックを生み出しており、モバイルビデオのトラフィックは多いが、実際の利用者は多くない。Nielsenが発表したデータでもモバイルビデオの利用者は、携帯電話ユーザの10%となっている。
OMVC モバイルDTVフォーラムが発足
モバイルDTVの普及をその目的としている放送局の団体のOMVC(Open Mobile Video Coalition)は、放送局以外の会社で構成されるOMVC モバイルDTVフォーラムの発足を発表した。モバイルDTVの技術開発に関わっているLG、Samsung、Harris、Dell等が創立メンバーになっている。OMVC自体には900以上の放送局が参加をしている。
MicrosoftがTiVoの輸入禁止を求める
Microsoftは、TiVoが同社のパテントを侵害しているとし、メキシコで製造されているTiVo DVRをアメリカに輸入する事を禁止する措置をワシントンDCの法廷とInternational Trade Commission(ITC)に求めた。TiVoは、AT&T、Verizonが使っているMicrosoftの技術が同社のパテントを侵害しているとして、2008年に訴訟を起こした。これに対し、Microsoftは2009年にカリフォルニア州で、TiVoがMicrosoftのパテントを侵していると訴訟を起こしていた。
Ciscoがビデオストリーミング技術の会社を買収
Ciscoは9500万ドルで、アダプティブ・ビットレートのビデオ処理技術を開発しているIntet Technologies社を買収した。同社は、リアルタイムでネットワークの速度に合わせ、圧縮率を変える技術を持っている。Ciscoは多チャンネル事業者がそのコンテンツをTV Everywhereとして、オンラインでも配信する事を容易にするVideoscapeのプラットフォームを発表しており、Inlet社の技術はこれに採用される。Inlet社は2003年に、Capitol Broadcasting、Core Capital Partners、Technology Venture Partners、Telecommunications Development Fundのベンチャー資金で設立され、その技術はBBC、HSN、MTV、Major League Baseball Advanced Media、Microsoft、NBC Sports、Technicolor、AEG Digital Media、Ascent Media、Broadway Video Digital Media、それにYahooが採用している。
欧州市場: IPTV
- オランダ: オランダの通信事業者のKPNが提供するIPTVサービスの加入者は57,000世帯増え、2010年末で302,000となった。しかし、同社のデジタル地上波を使ったDigitenne DTTへの加入者は第3四半期の899,000から減少をし、895,000となった。KPNのIPTVサービスは月額9.95ユーロから始まっているのに対して、Digitenne DTTは月額8.50ユーロでスタートしている。
- ルーマニア: ルーマニアでは、これまでRomtelecomがDolce Interactiveと呼ばれるIPTVを10都市で提供し、約100万世帯の利用者を持っていた。今回新たに、ケーブルTVと衛星放送サービスを行ってきたRCS/RDSも、IPTVをブカレストを含めた10都市で開始した。
- ロシア: 調査会社のIMS Researchによると、ロシアのIPTV加入世帯は2010年で374,000に達した。IPTVの成長率は高いが、ブロードバンドの普及率はまだ低く、IPTVはロシア世帯の1%にも達していない。
- ロシア: ヴォルガ地域でOJSC Volga Telecomが100チャンネル以上のIPTVサービスを開始した。Volga Telecomが同地域の最大の通信事業者で、2010年第3四半期からケーブル、あるいは地上波で有料放送を開始しており、277,550の加入者を持っている。同社のブロードバンド加入者数は110万。

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