IPad、そしてiPhoneに対して多チャンネル放送の同時再配信を行っているTime Warner CableはWindows、そしてMac用のアプリケーションを開発し、コンピュータでも番組を視聴可能にした。アプリケーションはMicrosoftのSilverlightを使っている。Time Warner Cableはまた、Android 4.0向けのアプリも開発しており、3月にはリリースの予定。同社は、200以上のチャンネルをIPで同時再配信をしている。放送は家庭内のみで視聴可能。
DirecTV、Comcastの加入者
DirecTVへの加入世帯数は2011年第4四半期で125,000増えた。DirecTVの加入者は増え続けているが、4Qの増加はアナリストが予想していた176,000世帯を下回る物であった。2011年を通しての増加は662,000世帯であった。
これに対して、Comcastの加入者の減少は続いているが、減少率は一時より減っており、4Qの減少は135,000世帯であった。ComcastのケーブルTV事業の売り上げは4.7%増え、$95億ドルになった。
Comcast: XculiberをX-1に変更
Comcastはテスト中の次世代プラットフォームのXculiburをX-1へと名称を変更し、2012年中には数十万世帯を対象に導入開始する。Xculiburは、インタラクティブな、クラウドを使ったインタラクティブガイド、高速のブロードバンドをベースにしたComcastの次世代プラットフォームで、現在ジョージア州のオーガスタ等でテストされている。
また、別のComcast関連のニュースで同社はそのホームセキュリティー、ホームオートメーションサービスのXfinity Homeサービスをフィラデルフィア、ニュージャージ、デラウェアでもスタートした。Xfinity HomeのPreferred Packageは、$199の設置コスト、プラス月額$39.99で提供されている。サービスはすでにヒューストン(テキサス)、ポートランド(オレゴン)、ニューハンプシャーとデンバーでスタートされている。
ComcastはEcoFactor社と協力し、Xfinity Homeサービスの一環としてエネルギー管理を加える。EcoFactorのサービスはクラウドベースで、加入者宅のサーモスタットを監視し、過去のデータ、加入者の好み、実際の天気、家の熱的特性等を加味し、最適な温度調整を行い、空調費を10%から30%低くする事を目的にしている。Comcastはこのサービスを今年中に開始する。
Dishのカムバック
衛星事業者のDishの加入者は2011年第3四半期で22,000世帯増えた。Dishは加入者を失い続けており、1年前の2010年第3四半期には156,000世帯を失っていた。Dishは、Blockbusterを使ったNetflix同様なビデオレンタルとストリーミングのサービスを加入世帯に$10で提供するサービス、マルチルームDVRのHopperを発表する等、第4四半期には積極的な動きを見せた。Dishの2011年全体での加入世帯減少は166,000で、年末時点での加入者は1396万世帯であった。
Dishは、買収したBlockbusterを使ったサービスを積極的に販売している。Dishは、店舗に頼らない、郵便を使ったレンタルとストリーミングのサービスに移行をしているが、まだ1,500程度のBlockbuster店舗も持っている。すでに、200店舗の閉鎖を行っているが、新た500店舗の閉鎖を発表している。
Dishは破綻したDBSD North AmericaとTerreStarの資産を購入したことで得た40 MHzの帯域を使い、4Gネットワークの構築を予定している。ブロードバンドを自らでは持っていない、Dishに取り、これは重要な戦略となる。特に、Blockbusterを使ったストリーミングサービスをその衛星TVと統合していく上で、欠かせない物である。Dishは現在、その許可をFCCに対して求めている。DishのCEOのチャールス・エルガンは、FCCから許可を得られる可能性は80%あると語っている。
Googleの多チャンネルサービス?
カンザスシティーで光ファイバー網の構築を行っているGoogleの子会社、Google Fiberは、多チャンネルサービスを開始する準備を始めている様だ。同社は、FCCに対して、アイオワ州のカウンシルブラフス市に衛星受信アンテナの設置許可を申請している。場所は、既存のGoogleのデータセンターの近くであり、また、カンザスシティーにも比較的に近い(200マイル)事から、放送衛星を受信する設備になると思われる。また、Google Fiberはカンザスシティーがあるミズーリ州とカンザス州に対して、ビデオサービス提供の許可を求めている。Googleはコンテンツ事業者とも交渉中と報道されているが、Googleからはこの件に関しては全く何も発表されていない。
別のGoogle関連のニュースで、GoogleはClearwireから撤退し、その2900万株を4700万ドルで手放す。4年前のGoogleの最初の投資額は5億ドルで、その10分の1以下で株を手放すことになる。Googleが売る株はClearwireのクラスA株の6.5%を占める。
