韓国: KTとSamsungの争い

韓国最大の通信事業者のKTとSamsungがスマートTVをめぐって争いをしている。KTによると、スマートTVは帯域を多く使い、ネットワークの速度を低下させているとして、SamsungのスマートTVのネットワークアクセスを制限し始めた。現時点で制限があるのは、Samsung製のスマートTVだけで、LGは交渉に応じているとして、対象にはなっていない。KTはSamsung等、スマートTVのベンダーに対して支払いを求めており、ベンダーだけでなくGoogle、Apple等のインターネットを使ったサービス事業者からも支払いを求める。

国際: インターネットTV

 

  • ロシア: Netflix、Hulu共にロシアへの参入を検討しており、地元のコンテンツ事業者と交渉を始めていると報道されている。
  • オランダ: GfKの調査ではオランダの世帯の16%、1,118,000世帯はインターネットに接続可能なTVを持っており、その50%が実際にその機能を利用している。同社は、2年後には50%の世帯が、インターネット接続されたTVを使うと予測している。
  • イギリス: ISPのTalk TalkはYouViewを使ったハイブリッドTVサービスのテストを開始している。2011年11月に3,000世帯にHuawei製のSTBを配り、近日中に対象テスト世帯を10,000に増やす。YouViewをベースにしたサービスはBTも導入予定で、同社はBT Visionの新バージョンしてYouViewを採用する。YouViewの開始予定は2011年中旬であったのが、EPG等の問題から大きな遅れを見せている。Talk TalkもBTも、ロンドンオリンピックまでにフルサービスで提供されると語っている。
  • イギリス: Freeview HDとスマートTV向けに番組を配信するConnect TVが正式にスタートした。Connect TVは、MHEGに対応したサービスで、約40チャンネルが影響されている。
  • イギリス: BBCの発表では、そのiPlayerへのiPadアプリからのアクセスは、コネクテッドTVからのアプリより4倍多い。アプリの導入数としては、コネクテッドTV向けがiPadアプリの2倍ある。
  • 欧州: European Broadcast Unionは、ロンドンオリンピックとEurovision Song Contestの放送をHbbTVに対応させるために、そのメンバーに対して、汎用のアプリケーションを提供する。アプリケーションはEBUのメンバー局のARD/IRTとそのパートナーのDotScreenが開発した物で、基本的なレベルの双方向性を提供する。

国際: 多チャンネル

  • オーストラリア: Telsyte社の調査によると、オーストラリアのIPTV利用者は300,000世帯に達し、多チャンネルサービス加入者における10%のシェアとなった、同社は、2015年にはIPTVのシェアは3分の1に達すると予測している。
  • ドイツ: 2011年末についに衛星がケーブルTVを追い抜いた。衛星サービスへの加入世帯は2010年から900,000世帯増え、1750万に達したのに対して、ケーブルTVへの加入者は900,000世帯減り、1730万世帯となった。衛星が大きくと成長している理由は、Sky Deutschlandが多くのサッカー(Bundesliga)の放送権を得ているからだ。
  • スイス: SwisscomのIPTVサービスの加入者は2011年に44%増え、608,000世帯に達した。
  • フランス: フランスとポーランドでIPTVと衛星放送のサービスを行っているOrange TVの加入者は2011年に24.8%増えた。2011年末でのOrange TVの加入者は513.8万世帯で、その内フランスが437.4万世帯であった。
  • ベルギー: BelgacomのTV事業は2011年に大きな成長をし、Belgacom TVと呼ばれるIPTVサービスへの加入者は121万世帯に増えた。2010年末から24%の成長をした。

国際: デジタル化

  • イギリス: Freeview HD対応デバイスはクリスマス商戦で130万台売れ、設置台数は2011年末で410万台に達した。Freeviewによると、出荷されたスマートTVの90%はFreeview HD対応で、また、Freeview HD STBの殆どはインターネット接続機能がある。
  • フランス: フランスのデジタル地上波プラットフォームのTV Numericは有料放送の中止を検討している。TV Numericの有料チャンネルへの加入者は伸び悩んでおり、CfootとTPS Starの2つのチャンネルは撤退をしている。2011年に16%の成長を見せたIPTVが有料地上波放送の伸び悩みの原因と思われる。

CESの変化

2012年のCESの入場者は153,000人で、過去44年のCESの歴史で最大の数となった。出展社数は3,100を越え、面積も186.1平方フォートと過去最大であった。CESは、家電製品では常に大きな展示会であったが、1990年後半にComdexがその勢力を失うことで、コンピュータ製品に取っても重要な展示会になった。