衛星TV事業者のDirecTVはホテル向けのビデオサービスを専門としているLodgeNet Interactiveに競合するサービスのDirecTV Residential Experience for Hotelsを提供しており、Hilton等と契約をしているが、新たなサービスをして、DVRと独自チャンネルの挿入を発表した。DirecTVは、ホテルのSTBをDVRとする事で、宿泊客が番組を録画、視聴する事を可能にする。DirecTVはまた、ホテル側が、最大50の独自のチャンネル(DirecTVが配信していないコンテンツ)を提供し、それらをDirecTVが提供するIPGに統合するサービスも発表した。
DiscoveryがMPEG-4へ移行
多チャンネルネットワーク事業者のDiscoveryはそのネットワークのDiscovery、TLC、Animal Planet、Science、それにGreen Planet のHD配信をMPEG-2からMPEG-4に移行する事を開始した。4月9日に同社は、Animal PlanetとScienceチャンネルをMEPG-4で配信を開始した。これチャンネルのMPEG-2での配信は7月1日で終了する。そして、9月には残りの3チャンネルをMEPG-4で配信開始し、MPEG-2での配信は12月31日で終了となる。Discoveryはすでに、Hub、OWN、BBC AmericaはMPEG-4だけで配信しており、2013年から同社のチャンネルは全て、MPEG-4での配信になる。ケーブルTV事業者のSTBは殆どがMPEG-2であるので、ケーブルTV事業者は、ヘッドエンドでトランスコードをする必要がある。Discoveryは、トランスコーダーが必要な事業者に対して、Motorola MobilityのDRS-6401、あるいは6402を提供する。
Comcast: TiVoでVODをサポート
Comcastはそのサンフランシスコ地域と他の幾つかのシステムで、TiVoからComcastのVODへのアクセスを可能にした。TiVoのPremier DVRはCableCARDに対応しているので、Comcastのチャンネルにアクセスする事が出来る。しかし、VODはtru2wayのアプリケーションとして提供されており、TiVoでComcastのVODを見ることは出来なかった。Comcastは既存のVODと平行に、IPバックチャンネルをサポートしているSeaChangeのサーバーを導入し、TiVoからもVODにアクセスする事を可能にした。ComcastはTiVoのソフトウェアをMotorola等のSTBに移植する計画を2005年から進めていたが、2011年5月にこれを破棄した。この契約破棄の際の条件として、ComcastはそのシステムでTiVoを積極的にサポートし、VODへのアクセスも可能にする事を約束した。
WOWがKnologyを買収
中規模のケーブルTV事業者のWideOpenWest(WOW)は、Knologyを15億ドルで買収する。デンバーを本社にするWOWは、ベル電話会社のAmeritechが行っていたケーブルTV事業を購入した事からスタートし、シカゴ、クリーブランド、デトロイト等でケーブルTVとインターネットのサービスを提供している。Knologyもイリノイ、ミシガン、オハイオ、インディアナと、WOWと同様に中西部でサービスを提供し、約27万人の加入者を持っている。WOWがKnologyを買うことで、80万人規模となり、多チャンネル市場では13位の会社となる。
Verizonが全米でHomeFusionを提供
Verizonは固定LTEのブロードバンドサービス、HomeFusionを全米で販売開始した。これまで、VerizonはLTEを他のブロードバンドのオプションが少ない地域に限定していた。HomeFusionを利用するには$200で機器を購入し、月額料金は上限が10GBで$60、20 GBで$90、30 GBで$120となっている(超過は1 GB毎に$10)。HomeFusionの速度は下流で5 ~12 Mbps、上流は2~5 Mbpsとなっている。同社の15 MbpsのFiOSインターネットは月額$55で提供されているので、HomeFusionはかなり割高である。
