多チャンネル料金の高騰

調査会社のNPD Group社の調査によると、多チャンネルサービスの料金は年平均6%で上昇している。2011年における平均料金は基本サービスが$65で、有料チャンネルが$21となっており、有料チャンネルにも加入している世帯の合計料金は$86となる。現在の率で価格が上昇すると、基本料金と有料チャンネルの合計は2015年では$123、そして2020年には$196になる。Hulu、Netflix等が多チャンネルサービスの競合になっているが、スポーツを含め、オンラインでは多チャンネルサービスに匹敵するコンテンツを得る事が出来なく、コードカッティング(多チャンネルからの脱退)は大きなトレンドにはなっていない。しかし、もしも多チャンネルサービスの料金が高騰し続けると、コードカッティングをする世帯が増えるとNDP Groupは予想をしている。


NPD Group

TVとタブレットの同時利用

TVとタブレットは同時に利用される事が多くのその利用方法に関して多くの統計が出ているが、Nielsenが新しい、年齢別、男女別の統計を発表した。同時利用は多いが、TV番組に関連した利用は対して多くなく、殆どはTVを見ながら、タブレットで別の事(例えば、Eメールのチェック)をしている様である。

TVを見ながらタブレットで何をしているか(2011年第4四半期)

タブレットでする事

全体

13~17

18~34

35~54

55以上

男性

女性

TV番組視聴中にEメールをチェック

61%

52%

58%

65%

65%

58%

64%

スポーツ試合の得点をチェック

34%

34%

36%

34%

32%

46%

24%

見ているCM関連のクーポンを探す

22%

22%

29%

21%

14%

21%

24%

見えてる番組関係の情報を検索

37%

37%

36%

38%

34%

39%

34%

TVで見た製品の情報を検索

27%

29%

28%

27%

22%

25%

28%

番組中にSNSを利用

47%

62%

50%

47%

33%

44%

50%

広告中有にSNSを利用

45%

52%

52%

44%

32%

43%

48%

Nielsen

TVとソーシャルネットワーク

ソーシャルネットワークのTV番組に関する投稿は圧倒的にTwitterが多い。ソーシャルメディアの分析会社、Trendrrが発表したデータによると、3月の時点でTV番組関連の投稿の69%はTwitter、16%はGetGlue、15%はFacebookであった。3月は大学バスケットボールのトーナメントがあり、それに関する投稿が多かった。

Trendrr

インターネットの60%以上はビデオ

Sandvine社が行った2012年3月のインターネットトラフィックの分析によるとアメリカの固定ブロードバンドトラフィックの64.5%はリアルタイムのエンターテイメント(殆どはビデオ)であった。全体に占めるYouTubeの量は13.8%であった。モバイルブロードバンドでは、リアルタイムのエンターテイメントの比率は51.6%で、YouTubeは27.2%であった。ラテンアメリカでもモバイルブロードバンドに占めるリアルタイムのエンターテイメントの比率は49.3%とアメリカに近いが、固定ブロードバンドでは43.0%と低い。

Sandvine

Sandvineの調べでは、アメリカのインターネットトラフィックに占めるNetflixの割合はピーク時では下流分の32.9%になっている。2位のYouTubeは13.8%で、Netflixは倍以上のトラフィックがある。

TV世帯の減少

NielsenはTV世帯の減少は続いており、2013年のTV世帯数は1.141億世帯になるとの予測を発表した。2012年のTV世帯数は1.147億である。同社によると、TV世帯数における2歳以上の人口も2.893億人から2.292億人に減っている。減っているのはTV視聴世帯だけでなく、TV視聴時間も減少を見せている。2011年第4四半期の月平均TV視聴時間は前年同期の154時間5分より減り、153時間19分であった。インターネットでビデオを見ている時間は4時間23分から4時間34分に増えている。