CiscoのVideoscape

CiscoはCESでそのマルチスクリーン向けのビデオ配信プラットフォームのVideoscpaeを拡張した、Videoscape Unityを発表した。Vidoescape Unityは、Ciscoが2012年に買収したNDS社の技術を加えた物で、クラウドを使い多様なスクリーン向けのビデオサービスの検索、ナビゲーションの統一化を可能にしている。Coxは、そのタブレット向けの多チャンネルサービス提供にCiscoの技術を採用する。Coxは、第1四半期中にCisco社製の、家庭内でQAMからIPへの変換をするゲートウェイを導入する予定である。

また、CiscoはホームセキュリティーとオートメーションのシステムをAT&Tに提供する。AT&Tの Digital Lifeは、Ciscoのコントロールパネル、バックエンドシステム、アプリケーションを使い、家庭内の電気製品のコントロール、セキュリティー監視を可能にする。AT&Tは。Digital Lifeサービスを2013年中に、50都市で開始する予定。

別のCisco関連のニュースで、同社はそのホームネットワーク部門のLinksysをBelkin社に売る事で合意した。CiscoはLinksysを2003年に買収した。2007年にCiscoはLinksysのブランド名をフェーズアウトし、Ciscoブランドに統一する事を発表したが、その後もLinksysブランドは消えずにいた。

SamsungのEvolution Kit

Samsungは2012年に発表したスマートTVにハードウェアの拡張を可能にする機能を搭載した。スマートTVに対する不満の1つは、新しいインタフェース、アプリケーションに対応出来なくなる事である。ハードウェアの拡張が可能であれば、その心配が無いと言うのが、Samsungの売りであった。Samsungは、2012年のスマートTVで、13年モデルのインタフェースを利用可能にするEvolution Kitを発表した。Evolution Kitを使う事で、昨年のスマートTVでも、音声を使ったレコメンデーションを含む最新の機能が機能が使えることになる。問題は、Evolution Kitの価格である。Samsungはこれを$499で売り出す予定である。Samsungによると、Evolution Kitには、同社製の1.2 GHzのクアッドコアのプロセッサー、4GBのメモリーが搭載され、2012年版スマートTVの「スマート」な部分を全部リプレースする。何千ドルで買ったテレビを$500で最新モデルと同様にする事はリーゾナブルかも知れない。しかし、2014年モデルのスマートTVにはより高度なプロセッサーが採用され、新たなEvolution Kitが必要になり、毎年$500でアップグレードをして行く必要がある。

Royal PhilipsがAVから撤退

Royal Philips ElectronicsはそのConsumer Lifestyle部門のフォーカスを健康関係に絞り、オーディオ・ビデオから撤退する。オーディオ・ビデオのグループはパートナーの船井電子が1.5億ユーロで買う。また、船井はPhilipsブランドを使うライセンス料を支払う。Royal PhilipsのAVグループは香港を拠点にし、世界で約2000人を雇っている。この契約は2013年第2四半期に締結される予定。

LPTV局に将来はあるのか

1980年代に登場したLP(Low Power – 低出力)TV局は、簡単な登録でスタートする事が出来るからポピュラーになり、一時はクラスA局を含めて3,200以上の局が存在した。しかし、LPTVには多チャンネルチャンネル事業者に対しての再送信義務は無く、視聴者は限られていた。資本力が無いLPTV局に取り、デジタル移行は大きな負担となり、ここ数年でLPTV局数は大きく減少をしている。帯域が保護されているクラスA局は2010年9月には535局あったのが、2012年9月では465局に減っている。通常のLPTV局は同じ期間に2,387局から1,980局に減った。LPTV局の業界団体であったCommunity Broadcasters Associationも2009年に閉鎖している。

LPTV局は2015年9月までにデジタル移行を完了させる必要がある。アナログで放送している局もまだあり、この期日が近づくと共にLPTV局は減っていくであろう。さらに、テレビ放送帯域の再編により、その基本的な存在も疑問になっている。アメリカ政府は、モバイル通信の帯域を増やすために、放送局に対して自主的に帯域の返還をさせ、テレビ帯域の再編をする予定である。

インターネット接続TV利用は40%以上

調査会社のForrester Researchによると、インターネットにTVを接続している人は43%に達した。接続率は、若いほど高く、18歳から32歳では61%になっている。TVをインターネットに接続する方法としてはゲーム機が最も多く、全体で42%であった。2番目に多いのは、コンピュータをテレビに接続している人で、全体では27%であった。

47%がテレビをインターネットにつないでいるというのは、高めの数字である。調査会社のeMarketer社によると、アメリカの世帯の25%はテレビをインターネットに接続しており、2013年には30%に達する。同社によると、2012年末で3510万の世帯が最低で1台のテレビをインターネットにつなぎ、世帯の最低一人が毎月使っている。視聴者個人のレベルでは、eMarketer社によると、2012年末で17.4%が毎月インターネットに接続したテレビを使っており、2013年には22.7%に増えると予測している。


Forrester Research