New Corp社は、同社が出版とビデオエンターテイメント事業への分離が完了した時点での新会社はFox Groupとなり、ルパート・マードックが会長・CEOになり、チェース・カーリーが社長・COOになると発表した。出版サイドは、News Corpの社名を使い、Dow Jones編集主任、Wall Street Journal編集長のロバート・トムソンがCEOになる。News Corp社は会社の分離を6月に発表し、規制当局と株主の許可を待っている。
A&E NetworkがTV Everywhereを開始
A&E Networkはその多チャンネルサービス向けチャンネルのA&E、History、Lifetime向けのアプリの提供を開始した。A&E Networkのアプリは、Watch ESPN、Watch Disney等のアプリの様にTV Everywhereのコンセプトで提供され、利用をするには多チャンネルサービスに加入していることの認証が必要になる。現時点では、A&EのアプリをサポートしているのはComcastだけだが、他の事業者も2013年中に加えていく予定。Comcastは7月に同社が持っていたA&E Networkの株15.8%を手放し、同社のオーナーはDisneyとHearst Televisionになっている。
NetflixがDisney映画の配信権を得る
NetflixはPixarを含む、Disney系映画の配信権を得た。これにより、Netflixは封切りの6ヶ月から9ヶ月後にDisney映画をそのサイトで配信する事が可能になる。これは、HBO等の多チャンネルサービスの有料チャンネルが得ている放送権と同じであり、Netflixはさらに有料チャンネルの脅威となる。さらに、Netflixは2016年からはDisney映画の独占配信権を得る。NetflixはDisneyとSony系映画の配信権を持っていたStarzと契約し、DisneyとSonyの映画を配信ていた。しかし、Netflixが「House of Cards」等のオリジナル番組の制作を開始した事で、有料チャンネルとの関係が悪くなり、StarzはNetflixとの契約を解消した。今回、Netflixが得た配信権はStarzが持っていた物であり、StarzはDisneyの放送権を失ったことになる。
しかし、Netflixが配信権を独占し始めている訳ではない。Netflixは昨年9月にA&E、Biography、History、Lifetimeのチャンネルを持つ、A&Eの配信権を失っている。1月に、A&EはAmazonと契約をした事を発表している。
別のNetflix関係のニュースで、STBのミドルウェアを開発しているOpenTV(Kudelski Groupの子会社)は、パテント侵害でNetflixを訴えた。OpenTVによると、Netflixのコンテンツ・デリバー・ネットワーク、レコメンデーション機能、早送り・巻き戻し等が同社のパテントを侵害している。
Amazonのオリジナル番組
Amazonは2010年にオリジナル番組の制作を目的とした、Amazon Studioを設立した。Amazon Studioは、その脚本をオンラインで募集している。選択された脚本に対してAmazonは$10,000を支払い、制作、公開された番組に対しては最大5%のロイヤリティーを払う。5月にAmazon Studioは、コメディーと子供向け番組の脚本の募集を初め、12月に6つのコメディー・シリーズのパイロットの制作を開始する事を発表した。番組は、そのAmazon Instant VideoとイギリスでAmazonが持つLovefilmで配信される。制作が決まった番組は、Alpha House、Browsers、Dark Minions、The Onion Presents: The News、Supanatural、それにThose Who Can’t。
AmazonのKindle FreeTime Unlimited
AmazonはKindle Fireのユーザ向けのサブスクリプション・サービス、Kindle FreeTime Unlimitedをスタートさせた。Kindle FreeTime Unlimitedは3歳から8歳の子供向けで、映画、TV番組等のビデオの配信だけでなく、電子ブック、ゲーム、教材を無制限で提供する。コンテンツには、Sesame Street、Disney、Nickelodeon等のビデオが含まれる他、1,000以上の児童書がある。料金は一人の利用が月額$5、家族(6人まで)が$10で、プライム会員はそれぞれ$3と$7となっている。
