MotorolaがActiveVideoと契約

Arrisによる買収が決まっている、Motorola MobilityはそのSTB向けの新しいインタフェース(EPG)としてHTML 5ベースのDreamGalleryを発表している。DreamGalleryはパーソナライズ可能な、グラフィカルなインタフェースで、セカンドスクリーンでも同様なインタフェースで操作出来る。VerizonがDreamGalleryの採用を発表している。しかし、HTML5を使っているので現在設置されている多くのSTBではDreamGalleryは使えない。この問題の解決に、Motorola MobilityはActiveVideoのクラウド技術を採用する。ActiveVideoはクラウドでHTML5を処理し、MPEG2としてSTBに送信する技術を提供している。

Comcast HITSがDVB-S2を採用

Comcastは中小ケーブルTV事業者向けにHITS(Headend in the Sky)と呼ばれるサービスを提供している。HITSは、主要なケーブルTVネットワークを衛星配信しており、これを使う事で、ケーブルTV事業者は個々のネットワークを受信する設備に投資するが無くなる。中小ケーブルTVは事業者の団体、National Cable Television Cooperative(NCTC)は、HITSと契約し、そのサービスをメンバーに提供している。多くの中小ケーブルTV事業者はまだMPEG 2を使っているので、HITSもMPEG 2で配信をしている。その為、HDチャンネルが限られている。Comcast HITSは、2013年第2四半期からSD画質の番組の配信をDVB-S2に切り替え、2013年後半からMPEG-2でのHDチャンネルの数を増やしていく。

RokuがAirPlayライクの機能追加

Rokuはモバイルデバイスで再生しているビデオを無線でRoku STBに転送する、AppleのAirPlayに似た機能をBroadcomにMiracast技術を使い提供する。Miracast機能を搭載したRokuがいつ発売になるかは不明だが、RokuのStreaming Stickは、Boardcomのチップを使っているだけでなく、Miracast機能を提供する為に必要なWiFi Directもサポートしており、ソフトウェアアップグレードで対応可能になる可能性がある。既存のRokuボックスはWiFi Directが無いのでMiracastのサポートは不可能で、新製品から対応になるであろう。Rokuは4200Xと呼ばれる新しいプレーヤをFCCの検査に提出している。

CESでの話題

正確な数字はまだ発表されていないが、2013年CESの参加者数は150,000以上となっており、2012年の156,000人と同等である。Microsoftがいなくなり、北館では自動車メーカーが目立って増えたが、主役はテレビであることは変わっていない。Microsoftも消え、コンピュータ系が目立たなくなった事で、テレビの地位は高まっている。展示フロアにおける話題は、よりインテリジェントになっているスマートTV、それにウルトラHD(4K)であった。

しかし、CESにおける人々の会話上の話題は、ソーシャルTVを含めたセカンドスクリーンの利用であった。ウルトラHDは目立つ製品であるが、今すぐに大きな市場になるものではない。NPD Display Searchは、2013年のウルトラHDテレビセットの出荷台数は50万台と予測しており、今すぐのインパクトは無い。

Hulu: CEOが辞任

HuluのCEO、ジェイソン・カイラー氏がこの四半期末で辞任をする。Huluの内部分裂が噂されている中、カイラー氏の辞任は大きなインパクトを与える。

大きなエゴを持つ、大手コンテンツ事業者のNBCUniversal、Fox、Disneyが作ったHuluが最初の数年で分裂せずに、2012年の収入が$7億ドルの企業になったのはカイラー氏の力である。Huluの最初のコンセプトに間違いは無かった。NBCUniversal、Fox、DisneyはTVコンテンツをインターネットでマネタイズする方法を求め、Huluを設立した。Huluは、合法にTVコンテンツを配信する仕組みを作り、TVコンテンツから新たな収入を得る方法を提供した。