Best of CES

Consumer Electronics Association(CEA)はDish NetworkのHopper STBとRazor Edgeのゲーム用タブレットをBest of CESと認定した。Best of CESは、CNETがCEAのパートナーとなり、毎年選んで来た。しかし、今年のCESでは騒動があった。CNETのスタッフはHopperを一度は選んだが、その後、失格とした。CNETの親会社はCBSはで、Hopperの自動広告スキップ機能を違法として訴訟をしており、その意思が働いた事をCNETは認めた。CEAは、CNETをBest of CESのパートナーから外し、新しいパートナーを探すと発表している。

ComcastがArrisに投資

ArrisによるMotorola Home部門の背景にはComcastがいた。ArrisのCEOは、GoogleがMotorola Home部門の売却を発表した時点で、Comcastから入札に参加して欲しいとの話があった事を明らかにした。ケーブルTV事業者は、Motorola Home部門が、アメリカのケーブルTV機器業界のベンダー以外の手に渡る事を恐れていた。Comcast等の事業は、多くのMotorola製の機器を導入しており、Motorola Home部門が見知らぬ会社に渡った場合のリスクは非常に高い。どのような、話があったかは分からないが、Comcastが金銭的な援助をする約束がなされていたようで、ComcastはArrisに1.5億ドルの投資をし、7.85%の株を得たことを発表した。

モバイルTVの動向

Mobile Content Venture(MCV)のDyle TVに対向するモバイルDTVサービスのMyDTVがシアトルとミネアポリスで開始された。MCVには大手ネットワークと大手地上波放送局会社が参加しているのに対して、MyDTVを提供するMobile500 Allianceは中小の放送局会社で構成されている。MyDTVの放送を行なっているのは、それぞれの地域で1局つづだが、NAB のある4月に本格的なサービスのスタートを行う予定である。

CESでは、Elgato、VOXX等がDyle TVに対応したレシーバ、チューナ等を公開した他、Samsungがチューナ内蔵の携帯電話、Lightrayを公開した。もっとも、話題になった製品はRCAのモバイルDTVチューナ内臓のタブレットであった。RCA Mobile DTVタブレットは、Androidベースで、TelechipのCortex A5プロセッサーを搭載している。価格は$299で、8インチタブレットとしては高めだが、ディスプレイは1024 x 768のIPSスクリーンを採用している。

CESで公開されたモバイルDTVに関連した技術で、最もユニークな物は韓国のElectronics and Telecommunications Research Institute(ETRI)の3D放送の技術である。ETRIの技術では、3Dの片目分の画像は、通常にHDで放送される。放送されているのは、片目の画像であるので、通常のテレビでは、普通のHD放送として見える。他の目の為の画像はモバイルDTVの帯域で送られる。これも片目の画像であるので、通常のモバイルDTVレシーバーでは普通に見える。しかし、通常の放送とモバイルDTVを同時に受信するテレビを使う事で、3D画像を映すことが出来る。モバイルDTVの解像度は419 x 240であるため、テレビ向けの放送側にこれをエンハンスする為のデータを送り、アップコンバートをする必要がある。

Smart TV Allianceの新メンバー

スマートTV向けの共通プラットフォームを開発する事を目的としている、Smart TV Allianceは新た5つの会社をそのメンバーに加えた。既存のメンバーは創立者のLG、TP Visio、東芝、それにObigo、Qualcomm、それにYuMeで、新たにPanasonic、ABOX42、TechniSat、IBM、それにSpecific Mediaが加わった。Smart TV Allianceはまた、3D、MPEG-DASH、より高度なDRM等を加えた、新しいSDKを提供している。

2012年末でのTVとラジオ放送局数

 

2011年12月31日

2012年12月30日

 AM局

4,766

4,738

 商業FM局

6,542

6,598

 教育FM局

3,644

3,860

合計

14,952

15,196

 UHF商業局

1,027

1028

 VHF商業局

360

358

 UHF教育局

289

288

 VHF教育局

107

107

合計

1,783

1,781

 クラスA UHF局

413

393

 クラスA VHF局

68

61

合計

481

454

 FM中継局とブースター局

6,099

6,075

 UFH中継局

2,997

3,015

 VHF中継局

1,214

1,156

合計

10,310

10,246

 UHF低出力

1,644

1,587

 VHF低出力

403

397

合計

2,047

1,984

FM低出力

838

809

合計放送局数

30,411

30,470

FCC