LGがWebOSをライセンス

LGは、Hewlett-Packardが保有しているWebOSをライセンスする。WebOSはPalmがPDAのOSとして開発した物で、HPは2010年にPalm社を買収した事で、この技術を得た。しかし、HPはWebOSを使った製品の開発は止めており、WebOSの一部はオープンソースとして提供している。LGはWebOSをそのスマートTVのプラットフォームにする事を予定している。LGは、HPからWebOSをライセンスするだけでなく、その開発チームを買い取る。LGはWebOSをスマートTV向けに再開発する為に、サンフランシスコとサニーベールにオフィスを設置する。

モバイルDVR: HP Pocket Playlist Mobile

HPはモバイルユーザ向けのDVR、HP Playlist Mobileを発表した。Pocket Playlistは、iPhoneサイズで32 GBの記憶容量を持ち、内蔵のWiFiルーター機能を使い、音楽、映画等を同時に最大5台のモバイルデバイス向けに配信する事が出来る。HPのPlayLaterと呼ばれるサービスの会員になる事で、Hulu、Netflix等の映画をPocket Playlistに録画し、ネットワーク接続の無い環境でも視聴をする事が出来る。HPによると、HD画質の映画を16本録画する事が出来る。ハードウェアの価格は$130だが、PlayLaterの会員料金は月額$30とかなり高い。

AWSのエンコーディングサービス

Amazonのクラウドサービス、AWSがエンコーディングを提供するElastic Transcoderサービスを開始した。Elastic Transcoderは、Zencoder、Encoder.comが提供するサービスと同じであり、インターネットでビデオを配信する事業者に対してクラウドベースのトランスコーディングを提供する。AmazonのElastic Transcoderの最大の魅力は、その価格だ。Elastic Transcoderの価格は地域によって異なるが、最も安い東部地域でSDビデオのトランスコードは$0.015であるのに対して、Zencoderは$0.05である。しかし、Elastic TranscoderのアウトプットはH.264/AAC/MP4に限定されている等、機能面では現時点では劣っている。

TiVo加入者が300万を超す

TiVoの多チャンネル事業者経由の加入者は第4四半期で222,000世帯増え、212万に達した。イギリスのVirgin Mediaだけで、2012年に900,000の加入者を加えた。Virgin Media経由の加入者は2012年末で130万世帯となった。アメリカではSuddenlink、Mediacom、RCNとGCIがTiVoと契約をしている。しかし、TiVo直接の加入者は第4四半期で13,000世帯減り、103万世帯となっている。TiVoの第4四半期の売上は8890万ドルで、前年同期の6570万ドルより34%増えたが、$1580万ドルの赤字を出している。

別のTiVo関係のニュースで、同社はスマートTV向けのビデオアプリを開発しているFlingo社と契約し、Flingoが対応しているA&E、History、Showtime等の70のOTT-Vアプリの提供を始めた。Flingoは、BitTorrentの社員が2008年に始めた会社で、スマートTV向けのアプリケーションの開発を行なっている。Flingoは、市販されているTiVo Premiere DVRだけに対応しており、Suddenlink等のケーブルTV事業者がレンタルしているDVRでは使う事が出来ない。

TiVoのクロスメディア調査

TiVoの子会社で、TiVoを使ったリアルタイムの視聴データを提供しているTiVo Research and Analytics(TRA)は、100,000の世帯をベースにしたテレビとデジタル広告のクロスメディアの調査を提供する。TRAは現在約500,000世帯のTiVo利用世帯をベースにした視聴調査を提供しているが、これを基本に、オンラインで提供されている広告ののデータ、それに購入動向のデータを加えた統計を提供する。クロスメディアの統計は他にもあるが、100,000世帯のベースは最大規模である。