Appleがテレビ分野で何を計画しているかは不明だが、ケーブルTVに関わる可能性が高くなっている。Appleがテレビを開発しているとの噂があるが、Appleのビジネスモデル上、単にテレビを売る事は考えにくく、多チャンネルサービスに関わった事業との予測もある、同社は最近、CableLabsの技術開発のシニアVP、Jean-François Mulé氏を雇った事で、後者の可能性が強まっている。Liberty GlobalのCEO、Mike Fries氏はGoldman Sachsの会議で、AppleはケーブルTV事業者と会話を進めており、ユーザインタフェースを考えている様だと語った。
オンラインラジオ
Edison Researchによると12歳以上の人口の53%はオンラインラジオを聞き、その67%は昨年よりオンラインラジオを聞く時間が増えている。12歳以上でパーソナライズラジオのサービスを使っているのは39%、ライブストリーミングが27%、オンデマンドが18%であった。この調査は、Pandora、Spotify、TuneInの3社が構成するStreaming Audio Task ForceがEdisonに依頼して行った物で、調査結果はhttp://www.edisonresearch.com/home/archives/2013/09/leading-internet-radio-companies-pandora-
spotify-and-tunein-unite-for-groundbreaking-new-research.php にある。
コンテンツの不正配信
NBCUniversalはNetNames社に委託して行った不正コンテンツの規模を調べた調査結果、「Sizing the Piracy Universe」(http://www.netnames.com/sizing_the_piracy_universe)を発表した。これによると、2013年1月だけで、世界で4.32億人が不正コンテンツへのアクセスを試みた。不正コンテンツの配信に使われた帯域は2010年から2012には159.3%の成長をし、北米、欧州、アジアで使われているインターネット帯域の23.8%を占めている。不正コンテンツのストリーミングは2010年から471.9%増え、1,527ペタバイトに達している。
これとほぼ同時に映画会社を代表するMotion Picture Association of America(MPAA)は、検索エンジン(主にGoogle)が与える不正コンテンツへのアクセスを調べた結果を発表した(http://www.mpaa.org/Resources/38bc8dba-fe31-4a93-a867-97955ab8a357.pdf)。これによると、検索エンジンは不正コンテンツのアクセスの20%に影響を与えている。Google等がメンバーのComputer & Communications Industry Associationのブログでは、著作権弁護士のMatt Schruers氏がこの結論に反論をしている。Schruers氏はMPAAの言う「影響」は、検索し、そのサイトをクリックするだけではなく、検索後20分以内に不正コンテンツのあるサイトに行くことを含んでおり、また、不正サイトのURLをGoogle等に入力し、そこからサイトに行った行為も含まれ、Googleが不正コンテンツのサイトへのアクセスを提供している訳では無いと反論している。
また、不正サイトへのアクセス自体が不正行為ではない。NetflixのVP of Contents Acquisitionはオランダのニュースサイトのインタビューで、Netflixは不正コピーを配信しているサイトを調べ、どのコンテンツの配信権を得るかの決定に使っていると語っている。
NBCUとLexusのライブ広告
NBCUniversalとLexusは、NBCの深夜番組の「Late Night with Jimmy Fallon」の放送中に、インタラクティブなライブ広告を放送すると発表した。広告は、9月19日から4週間、毎週木曜日に放送される。広告のアイデアは、番組中に視聴者がツイートをし、コメディーグループがそのアイデアを使い、ブルックリン・ブリッジの下でライブで広告の制作、放送をする。東と西では放送時間が異なるので、広告のアイデアはそれぞれの地域で募集され、東と西では別の広告が作られる。
Comcastが低価格サービスを廃止
多チャンネルサービスへの加入者が減少しているのは、価格が高騰しているからと言われる。値段を特に高くしているのは、スポーツ系のチャンネルで、特にESPNのライセンス料は1加入者、月$5.50で最も高価なチャンネルである。低価格のサービスを提供する為には、スポーツチャンネルを減らす事が簡単である。Comcastは、2年前にMyTV Choiceと呼ばれる、ESPNとローカルスポーツのチャンネルを省いたパッケージを月額$25で提供し始めた。このパッケージは55程度のチャンネルを提供する。通常のパッケージで最も安いのは月額$45程度であるので、スポーツを除くことで$20安くなっていた。しかし、9月でこのパッケージは廃止になった。多チャンネルサービスに加入する理由は、スポーツも含めた、豊富なチャンネルであり、安いだけでは加入者を得ることは出来なかった様である。
