NBCUniversalはNetNames社に委託して行った不正コンテンツの規模を調べた調査結果、「Sizing the Piracy Universe」(http://www.netnames.com/sizing_the_piracy_universe)を発表した。これによると、2013年1月だけで、世界で4.32億人が不正コンテンツへのアクセスを試みた。不正コンテンツの配信に使われた帯域は2010年から2012には159.3%の成長をし、北米、欧州、アジアで使われているインターネット帯域の23.8%を占めている。不正コンテンツのストリーミングは2010年から471.9%増え、1,527ペタバイトに達している。
これとほぼ同時に映画会社を代表するMotion Picture Association of America(MPAA)は、検索エンジン(主にGoogle)が与える不正コンテンツへのアクセスを調べた結果を発表した(http://www.mpaa.org/Resources/38bc8dba-fe31-4a93-a867-97955ab8a357.pdf)。これによると、検索エンジンは不正コンテンツのアクセスの20%に影響を与えている。Google等がメンバーのComputer & Communications Industry Associationのブログでは、著作権弁護士のMatt Schruers氏がこの結論に反論をしている。Schruers氏はMPAAの言う「影響」は、検索し、そのサイトをクリックするだけではなく、検索後20分以内に不正コンテンツのあるサイトに行くことを含んでおり、また、不正サイトのURLをGoogle等に入力し、そこからサイトに行った行為も含まれ、Googleが不正コンテンツのサイトへのアクセスを提供している訳では無いと反論している。
また、不正サイトへのアクセス自体が不正行為ではない。NetflixのVP of Contents Acquisitionはオランダのニュースサイトのインタビューで、Netflixは不正コピーを配信しているサイトを調べ、どのコンテンツの配信権を得るかの決定に使っていると語っている。
