Arrisが次世代STBをCharter向けに出荷

ArrisはCharterが進めているフルデジタルのケーブルTVサービス向けにSTBの出荷を開始した。Charterはそのフルデジタル化を進めるために、CableCARDを使わずに、ダウンロード可能なソフトウェアベースのCASを採用する許可をFCCから得ている。Cablevisionも同様にソフトウェアCASを使い、デジタル化を行った。Charterはまた、Sky UIと呼ばれるクラウドベースのUIの採用も発表している。

AmazonのストリーミングSTBは延期?

Amazonが開発しているストリーミングSTBは2013年クリスマス商戦に向けて発売されない可能性が高い。Amazonは発売を2014年に延期する事を検討している。先月、IntelがそのOnCueサービスに関してAmazonと話し合いを持ったと報じられたが、それに関係があるのは不明である。

VODはTV世帯の60%に普及

多チャンネルサービスのSTBを使って提供されるVODの普及率は2008年ではテレビ世帯の37%であったが、2013年第2四半期では、60%に達したとNielsenは報告している。多チャンネルサービスのVODは以前からあるが、最近になりやっと普及をし始めた事に対してはいくつかの理由がある。

1つは、技術の成熟である。双方向、VOD、UI等の技術は進歩し、またVODをサポートするSTBの価格が下がっている。技術の進歩と共に操作も楽になり、VODへのアクセスは以前の様に煩雑では無くなっている。

テレビ視聴のトレンド

テレビ放送の視聴者の減少は続いており、2013年Q2の視聴者は、前年度同期の2.833億人から2.827億人に減っている。しかし、平均視聴時間は月間144時間54分から146時間37分に増えている。タイムシフト視聴者は1.458億人から1.671億人へと大きな増加を見せている。

Aereo裁判

先月、ワシントンDCの裁判所はFilmOnが提供している地上波のインターネット配信サービスを非合法と判断し、サービスの停止命令を出した。しかし、FilmOnのCEO、Alki David氏はそれで降参する様な人間ではない。FilmOnは、ワシントンDCではABC、CBS、Fox、NBCの4大ネットワークの配信は停止しているが、FilmOnX自体のサービスは停止していない。また、FilmOnはワシントンDCの控訴裁判所に上告をした。

ボストンでFilmOnと同様に多数の小型アンテナを使った地上波のインターネット配信サービスを訴えているHearst Stations社は、FilmOn  Xに対する停止命令は、Aereoにも適用されるべきだとして、サービスの停止を求めた。Aereoは、ワシントンDCの判定は間違っていると反論しているだけでなく、裁判に使われたFilmOnXの技術内容とAereoが採用している技術には違いがあり、Aereoのサービスの適用は出来ないと語っている。Aereoは、予定通りヒューストンとダラスでサービスを開始した。9月13日に予定されていたシカゴでのサービス開始は、技術上の問題で延期になっているが、新たにサービスを提供する都市として、コロンバス、シンシナチ、インディアナポリス、サンアントニオが加えられた。