Googleは、Google TVのブランドをフェーズアウトしている。2010年に登場したGoogle TVは成功する事が出来なく良いブランド名では無くなっている。特に、Chromecastの成功でGoogle TVブランドに固執する必要性は無くなっている。Sonyが発表したBravia Smart StickはGoogle TVではあるが、Google TVの名称はまったく使われていない。GoogleはAndroid TVと言う言葉を使い始めているが、表しているのはハードウェアの部分で、Google TVのサービスの部分は含まれていない様だ。LGがIBCで出展したGoogle TVを採用した製品には「Google services for TV」と書かれていた。しかし、どちらも正式な名称では無いようで、GoogleのTV戦略を含め、検討中の様である。Google TVはまだ、バージョン3.2のままである。4.2へのアップデートは第3四半期と発表されていたが、ベンダーの対応は遅れており、LGが10月末にやっと4.2へのアップデートを行った。
AudioboxのモバイルDTVレシーバ
Audiovox社がモバイルDTVサービスのDyle向けレシーバを発表した。これまでのモバイルDTV向けレシーバは、iPadに直接接続するものであったが、Audiovoxの製品は受信した放送をWiFiで配信し直すので、iPadでも、Androidタブレッドでも使う事が出来る。レシーバは内蔵バッテーリーで4時間作動する。Auidovoxの製品は$99.99で発売されている。DyleのモバイルDTVサービスはスタートしているが、受信出来るデバイスは、チューナ内蔵のスマートフォンがMetroPCSから1機種提供されている以外は、iPad向けレシーバしか無かった。
SamsungのハイブリッドSTB
SamsungのケーブルTV向けSTBとストリーミングメディアのプレーヤを1つにした製品の詳細が明らかになった。SamsungのSmart Media Player、GX-SM530CFは色々な意味でユニークな製品である。CableCARDを使った市販のDVRはTiVoがあるが、録画機能の無いSTBとしてはこれが最初である。多くのストリーミングメディア向けプレーヤが発売されているが、これまでの製品はコードカッティングを意識した物で、ケーブルTVチューナと一緒になった製品はこれが初めてである。Smart Media Playerにはケーブルチューナが搭載され、CableCARDに対応しているので、ほぼすべてのケーブルTVサービスで使い事が出来る。また、Netflix、Vudu、Amazon Instantを含め100以上ののアプリがあり、既存のTVをスマート化出来る。価格は、予定されていた$200より安く、$150になっている。しかし、HDDの対応は無く、録画をする事は出来ない。また、ケーブルTVチューナは単方向であるので、ケーブルTV事業者のVOD等の双方向サービスは使えなく、スイッチド・デジタル・ビデオ(SDV)で送られているチャンネルを見る事も出来ない。
SlingとArrisが独占契約
MotorolaのSTB部門を買収したArrisとEchoStarの子会社で家庭からストリーミングをする事が出来る技術を持つSling Mediaは、ArrisがSlingの技術をケーブルTV事業者向けに独占で提供する契約を行った。9月にArrisはそのMG5000メディアゲートウェイにSlingの技術を導入する事を発表している。Slingの技術を使った製品は、Slingがスタンドアロンの製品として発売している以外、EchoStarの親会社のDISH NetworkがそのDVRのHopperにSling機能を内蔵している他、既存のDISHのDVRにSling機能を加える事が出来るアダプターも販売している。

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