NetflixはTime Warner Cableとも直接接続の契約をした。これで、Comcast、TWC、AT&T、Verizonの4大ブロードバンド大手と契約をした。Netflixはブロードバンド事業者はインターネット中立性に基づき、帯域を提供するべきだと買っている。しかし、Netflixからのビデオがブロードバンド事業者の帯域の多くを占め、Netflixとしても高画質のビデオを提供する事が重要になっている。文句は言いながらもNetflixは帯域の使用料を払い始めている。Netflixは契約後もVerizonでの速度が増えなかった事を不満にしていたが、Verizonでの速度も若干ではあるが、増え始めている。
Netflixの欧州での成長
英国におけるNetflixの加入世帯は300万に達した。Netflixがイギリスとアイルランドでサービスを開始したのは3年前である。最も利用者が多いVODはBBCのiPlayerで38%のシェアがある。2位はITV Player(22%)、3位4oD(20%)で、Netflixは14%で4位になる。競合のAmazon Instant(元のLOVEFiLM Instant)は6%のシェアを持つ。
また、Telecompaper紙は6,600人を対象とした調査をベースにオランダにおけるNetflixへの加入者数は100万人と発表した。同紙によると、Netflixのシェアは2013年第4四半期の4%から2014年第2四半期には7%へと増えた。
Netflix CEOのReed Hastings氏はフランスの新聞のインタビューで、フランスでは30%のシェアを狙っていると語っている。2年から5年で10%のシェアを得て、5年から10年で30%のシェアにするのが目標である。また、欧州市場の為に英語以外のオリジナルドラマの制作もスタートさせており、ドイツ語、フランス語等のドラマが計画されている。
♦ Amazon
Amazonが10月に4K配信を開始
Amazonは10月から4Kでの配信を開始する。同社は、今年からのオリジナル番組は4Kで制作ており、また、Warner Brothers、Lionsgate、20th Century Fox、Discovery等と4Kコンテンツのストリーミング契約をしている。配信はSamsungの4Kテレビ等を対象に行われる。
4K関連の別のニュースで、NPD DisplaySearchによると第2四半期の4Kテレビの世界的な出荷台数は210万台で、2013年の1年分の160万台を超えた。
EchoStarがConvivaと契約
DISH Networkの子会社のEchoStarはそのインターネットビデオサービスのDISH AnywhereとDISH Worldの配信のオプティマイゼーションの為にConvivaのサービスを採用する。DISH Anywhereは、DISH NetworkのTV Everywhereのサービスで、DISH Worldは海外の番組を配信しているOTTの有料サービスである。EchoStar社はDISHのインターネット配信におけるエンジニアリングとプラットフォーム運営を行っている。Convivaはリアルタイムで得る配信データを使い、画質の最適化を行うソリューションを提供しており、ESPN、NBCUniversal、HBO、Viacom、Virgin Media、DirecTV、Starz等も採用している。
Tablet TVのテストサービス開始
放送局保有会社のGranite BroadcastingとイギリスのMotive Televisionが共同で企画しているTablet TVのテストサービスがサンフランシスコで開始した。Tablet TVのコンセプトはその名の通り、タブレットで地上波放送を見る事を可能にする物である。Mobile DTVとは違い、通常のデジタル放送の受信であり、自動車で移動しながらの視聴は出来ない。タブレッドでデジタル放送を見るためには、T-Podと呼ばれる$100以下で市販される製品が必要になる。T-PodはMobile DTVのチューナの様にタブレットに接続する物ではなく、受信した放送をIP変換し、WiFiでストリームする。T-Podは7 GBのメモリーを内蔵し、SDカードでメモリーを増設出来る。このメモリーを使い、蓄積型のVODが出来る。これが、Tablet TVのキーポイントである。
デジタル放送を受信し、それをタブレットで視聴可能にするだけではなく、蓄積型のVODが出来る事がTablet TVの特徴であり、サービス拡張上の課題でもある。サンフランシスコのテストでは、Granite Broadcastingが持つKOFY局がVOD用のビデオデータを送る。T-Pod自体ではGranite Broadcasting、あるいは今後サービスに参加する放送局は儲からない。テストではVODは広告収入で、無料で提供される。Tablet TVが成功するにはこのVOD機能で放送局が儲かる必要があり、サービス拡大の為にはTablet TVの蓄積型VODのデータ放送をする放送局が必要になる。
Tablet TVは12月にはテストを完了し、商業サービスに移行する予定である。利用者を増やす為にT-Podは安く、$50程度で売る考えだ。しかし、その値段では儲けは無いであろう。VODで何を提供し、それで収益を出せる事を3ヶ月間で実証する必要がある。

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