Brand Keys社が行った調査によると最も革新的なイメージのブランドはAppleで、100を最高として98点であった。そのAppleとパテント争いをしているSamsungは97点で2位だった。Googleは96点で3位に入った。日本企業ではPanasonicが87点で、HPとタイで7位に入った。
クローズド・キャプションの精度
今年は、放送ネットワークはクローズド・キャプション規制に追われる年になっている。2013年からテレビで放送された番組をインターネットで配信する際も字幕が必要になっているが、先月号で書いたように2016年の1月1日からは放送された番組の一部(クリップ)も対象になる。ニュース番組の一部をインターネットで配信する際も、クローズド・キャプションを付ける事が必要になる。放送局とネットワークはこのための仕組みを検討し、テストをして行く必要がある。さらに2015年1月からはクローズド・キャプションの精度に関するガイドラインも加わる。
FCCは下記のガイドラインを2015年から適用する。
- 正確であり、会話だけでなく、音楽、他の音響効果も反映する
- シンクロナイズされており、映像と音声にマッチしている
- 完全であり、番組の最初から最後まで字幕が入る
- 字幕が映像コンテンツの邪魔にならないように表示する
これまでのクローズド・キャプション規制は、それを行わせる事が目的であり、質は二次的であった。リアルタイムの番組では、かなり精度の低い字幕もあり、また、シンクロがずれて、映像とマッチしなくなり、広告の時にも番組の字幕が流れている事もある。
精度に関してはガイドラインであり、具体的な目標は無く、決まった罰則も無い。しかし、それだけに放送局とネットワークはナーバスになっている。精度に関するガイドラインが適用される事で、視聴者の期待は高まる。しかし、具体的な目標は無いので、視聴者の期待、そして、放送局、ネットワークが提供するクローズド・キャプションのギャップが広まる可能性が高く、FCCへの苦情が増え、さらに訴訟が起きる可能性が増える事が心配されている。
ギガビット・ブロードバンド
Google Fiberの真の目的は分からないが、それがギガビットレベルのブロードバンドの需要は存在する事を証明し、通信事業者に対してサービスの提供する事をプッシュする事が目的であれば、それは成功をしていると言える。AT&Tは新たにヒューストン、マイアミ、オーバーランド・パーク(カンザス州)グリーンズボロ(ノースカロライナ州)クパチーノ(カリフォルニア州)、ジャクソンビル(フロリダ州)セントルイスを加えた。これで、AT&TがGigaPowerを開始した、あるいは開始予定の地域は17になった。その内、10つはGoogle Fiberの検討リストにも含まれている。
- Austin(開始済み)
- Dallas/Fort Worth, Texas (開始済み)
- Cary, N.C.*
- Charlotte, N.C.*
- Carrboro, N.C.*
- Chapel Hill, N.C.*
- Cupertino, CA*
- Durham, N.C.*
- Greensboro, N.C. • Houston, Texas
- San Antonio, Texas*
- Overland Park, Kan.*
- Miami Fla
- Nashville, Tenn.*
- Raleigh, N.C.*
- St. Louis
- Winston-Salem, N.C.
*はGoogle Fiberの検討地域にも含まれている
他の通信事業者もギガビットサービスの提供を発表している。Coxは4月にギガビットのサービスを提供する予定を発表しており、今月にはSuddenlink、Cincinnati Bellも参入予定を発表した。先月にはTime Warner Cableはロサンジェルス市の光ファイバープロジェクトのRFIに参加をしている事を発表した。しかし、ギガビットとは言っているが、多くのサービスは本当にギガビットではない。AT&TのGigaPowerは300Mbpsでスタートしている。オースチンでは1 Gbpsにアップグレードされ、ダラスでも1Gbpsへのアップグレードが始まっている。Cox、Suddenlink共にギガビット提供にはDOCSIS 3.1を使う予定である。この規格は昨年の10月にリリースされたばかりであり、サービスをして本当に1 Gbpsが出せるようになるまでには時間がかかるであろう。
NABがFCCを訴える
NABはFCCのテレビ帯域競売後の帯域再編成ルールの撤回を求めて、訴訟を起こした。2012年に議会を通過したSpectrum Actでは、放送帯域競売後の再編成に2012年2月22日のデータを使うことになっている。FCCは2009年のアナログ停波の時に使った計算式を新たなデータでアップデートしたTVStudyと呼ばれるソフトウェアを2013年に公開した。しかし、TVStudyで使われているデータはより最近の物で、2012年2月22日のデータではない。FCCはより新しいデータの方が正確であると主張しているが、NABは2012年2月22日を使わない事は違法だとし、今回の訴訟を起こした。
スポーツ番組のブラックアウト
スポーツ中継がブラックアウトされる事に腹を立てているファンはMajor League Baseball、National Hockey League、Comcast、それにDirecTVに対し、独占法違反の訴訟を起こしている。チームが特定の地域スポーツネットワークと独占契約をする事で、その地域スポーツネットワークとの契約が無い多チャンネルサービスはそのチームの中継が出来なくなる。例えば、フィラデルフィアを本拠地にするComcastの子会社のComcast SportsNetはフィラデルフィアのプロチームを契約し、DirecTV、DISHがフィラデルフィアではフィラデルフィア地元チームの試合中継を出来なくしている。ロサンゼルスでは、Dodgersが持つSportsNetLAはTime Warner Cableと独占し、他の多チャンネルサービス加入者がDodgersの試合を中継できなくしている。
これとは別にチームは試合の切符が売れ残った場合は、ローカル局に対して試合中継を停止させる事を可能にするブラックアウト規制もある。FCCのPai委員長は、FCCがスポーツのビジネスに係る規制を持っている事はおかしく、この規制は撤回されるべきだと語っている。

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