Sony Crackleの成長

Sonyは2006年にオンラインビデオのGrouperを$6500万で買収し、OTTビデオサービスのCrackleとてリブランドした。Crackleは広告収入で視聴は無料で出来るが、ビデオはSony系の古い映画とTV番組が主体で話題にはならなかった。しかし、最近になりJerry Seinfeldの「Comedian in Cars Getting Coffee」、ストップモーションアニメの「SuperMansion」等のオリジナル番組のヒットで話題になっている。Crackleのオリジナル番組は低コストで、オリジナル映画の「Joe Dirt 2」の制作コストは$370万であった。しかし、「Comedian in Cars Getting Coffee」の様にエピソード毎に長さが異なるなど、テレビ番組では出来ない自由さがある。Crackleの視聴者は月間1800万人になっている。ハッカーにより盗まれたデータによると、Crackleの前年度(3月)の収入予定は$6300万で、前記の$3900万から大きくと増えている。

PlayStation VueがDisneyと契約

SonyのOTTベースの多チャンネルサービス、PlayStation Vueは地上波を含めて、ケーブルTV同等のチャンネルを提供しているが、ABC、ESPN、ABC Family、Disney Channel 等のDisney系のチャンネルが無かった。SonyとDisneyの交渉は難航し、地上波再送信をしているがABCが抜けており、スポーツファンには欠かせないESPNがない状況であった。しかし、2社の契約はやっとまとまり、PS VueにDisney系チャンネルが加わる。

Rokuも4K対応

Rokuは4K対応のストリーミング・プレーヤのRoku 4を発表した。Roku 4はクアッドコアのプロセッサー、MIMO対応の802.11acを搭載し、これまでのトップエンドのRoku 3より$30高い、$129になっている。4K対応の「チャンネル」(アプリ)として、Netflix、M-Go、Amazon Instant Video、ToonGoogle、Vudu、YouTube等が提供されている。$4K対応のコンテンツを見つける為に4K Spotlightと呼ばれるアプリを提供し、また、アプリストアに4K専門のアプリ分野が追加されている。

Roku 4の発表と同時にRokuは新しいRoku OS 7も発表した。Roku OS 7は新たなディスカバリーと検索機能を提供する。Roku Feedの機能が強化され、利用者は好きな映画、TV番組、監督、俳優をフォローする事が出来る。また、iOS、Android、Windows Phone向けのアプリもアップデートされ、モバイル端末からの音声検索、Roku Feedの通知等が使いやすくなっている。

調査会社のParks Associatesによると、ブロードバンド世帯の6.3%はRokuを最も頻繁に使うストリーミング・プレーヤと上げている。これは、Xbox(9.3%)。PlayStation(9.0)に続き、3位になる。

Rokuがフランス、オーストラリアに参入

Rokuは10月からフランスで販売を開始した。フランス専門のチャンネルとしてはFrance 24、LA VOD videofuture、Deezer、ARTE等が提供される。Rokuはまた、オーストラリアで通信事業者のTelstra経由で販売を開始した。TelstraのSVODサービスのPrestoに加え、Netflix、SBS on Demand、Stan等がサポートされている。

Ciscoが1 Mainstreamを買収

CiscoはOTTビデオのアプリ開発プラットフォームの1 Mainstreamを買収した。1 Mainstreamは元Apple、Roku、TiVo等の社員が始めた会社で、様々なデバイス向けのOTTアプリを素早く開発出来るプラットフォームを提供している。アプリの開発者は1 Mainstreamのポータルで画面の設計、機能の選択を行い、対象にするデバイス(Roku、Fire TV、Xbox等)選択する事でアプリを自動的に作る事が出来る。1 MainstreamはSky、DirecTV、NFL等が利用している。