AmazonはOTTの再定義に反対

FCCはリニア配信を行うOTT事業者を多チャンネルサービスと再定義する事を検討している。リニア配信をするOTT事業者をケーブルTV同等と定義する事で、地上波の再送信等の番組アクセス契約が容易になる。しかし、Amazonのエグゼクティブは、FCCとのミーティングでOTTビデオサービス市場はFCC介入無しで健全に成長しており、再定義は不要だとする意見を述べた。Amazonは市場はダイナミックで、競合も多く、番組アクセスの契約は自然に変化をして行くとし、OTTを何十年も前の規制で再定義する事でイノベーションを押さえつける事になると語った。

地上波局のGrayがSchurzを買収

地上波局会社のGray TelevisionはSchurz Communications社のラジオとテレビ局を$4425万で買収した。この買収により、Grayは49のテレビ局を28州で持つ事になる、すでにGrayが放送局を持つ都市では、いずれかの局を売る必要がある。Schurzはラジオとテレビ局以外に新聞、ケーブルTVも持っているが、これらは手放していない。

別の放送局の買収関連のニュースで、Nexstar社はReiten Television社からノースダコタ州のCBS加盟局のKXMC、KXMB、それにKXMDを$4400万で買収した。

FCCはQVCのZully買収を許可

FCCはホームショッピング・チャンネルのQVCを持つLiberty Interactive社がオンライン・ショッピングのZullyを$24億で買収する事を許可した。Liberty InteractiveはQVCとZullyのブランドは残すが、QVCのショッピング・チャンネルでZullyブランドのセールを行う等の協力を行う事を考えている。買収は第4四半期に完了する。

バーチャル・リアリティーへの関心

コンテンツ事業者のバーチャル・リアリティー(VR)に対する関心が高まっている。Disney、Skyを含め得たメディア会社はシリコンバレーのJaunt社に合計で$6500万の投資を行った。JauntはライブアクションのVRコンテンツの制作と配信の技術を開発している。同社は24のレンズで構成されたVRカメラを提供し、またVRコンテンツを配信するサービスも行っている。

また、Facebookの子会社でVRのヘッドマウント・ディスプレイを開発しているOculusは同社のライセンスでVRディスプレイを発売しているSamsung Gear VR向けのアプリをNetflixが提供開始した事を発表した。HuluもVRディスプレイ用のアプリを開発中で、これは秋に提供が開始する。OculusはFoxとのパートナシップもあり、Foxは100以上の映画をOculus Videoで販売をして行く予定である。

NASA TVが4K放送を開始予定

NASA(国立航空宇宙局)のNASA TVは11月に4Kでの放送を開始し、北米初のUHDチャンネルになる。現在のテスト中であり、放送にはSESのAMC-18衛星が使われている。NASA TVはスクランブルされていないので、Cバンドの衛星アンテナとレシーバーがあれば、家庭でも受信は出来るが、家庭向けの4K対応のCバンド・レシーバーは無いので、多チャンネルサービス事業者が4Kでの放送を開始しないと一般では見る事が出来ない。