好調なVRヘッドセット市場

調査会社のCCS InsightはGoogle Cardboard、Samsung Gear等のスマートフォンベースのVRヘッドセットの2016年の売上予想を1450万台、金額で$5億に引き上げた。Oculus Rift、HTC Vive等の専用VRヘッドセットも好調でCCS Insightは2016年の出荷台数200万台で、2020年には2100万台に達すると予測している。VRデバイスの市場規模は2016年で$15億、2020年には$110億になると予想している。

ローカルニュースを配信するNewsOn

OTT化は地上波局に取り良いことではない。アメリカの場合、殆どの地上波局はローカルニュース以外は制作していない。中にはローカルニュースの制作も同じ地域の他局にアウトソースし、自社のコンテンツは全く無い場合もある。ローカルニュースがあったとしてもニュースのOTT配信をマネタイズする事は難しい。自社のウェブサイトでニュースを配信しても、ビデオ広告、バナー広告で収入を得るのは難しい。

ニュースの配信ネットワークとして2012年にNews Distribution Network(NDN)がスタートした。NDNはネットワーク、ローカル局等からニュースクリップを得、それに広告を挿入し、新聞社等のウェブサイトに配給していた。NDNは一時的に成功する。新聞社等のニュース系のウェブサイトはニュースビデオを求めており、NDNに飛びついた。しかし、NDNの成功は長く続かない。NDNからビデオを得ていたウェブサイトも自らビデオ制作を始める。それらのビデオもNDNで配信される事になり、供給過剰になる。結局、需要の高いビデオは流通するが、ローカルなニュースビデオは使われない。

FoxのVRスポーツ中継

Fox SportsはNextVRの技術を使い、8月26日のドイツ、ブンデスリーガの開幕試合をVRで世界的に配信した。中継にはフィールド・レベルの7台のカメラが使われた。試合はFox SportsのウェブサイトでSamsungのGear VR向けに無料で配信された。2月にFox SportsとNext VRはスポーツのVR中継を行う事で5年契約をした。

VRのeスポーツ配信

Eスポーツ競技をVRで配信する事を目的に設立されたSilver.tvはGoogle Cardboard VR向けのアプリを発表し、3大eスポーツエベントのCounter Strike: Global Offense、League of Legends、Dora2の配信を行う。Sliver.tvは他のVRのプラットフォーム向けのアプリも発表する予定。Silver.tvは2.5億人を超えているEスポーツ競技の視聴者を狙っており、DCM Ventures、Sierra Ventures、The TR Funds等から$620万の資金を得ている。

LionsgateのStarz買収

Lionsgateは6月に有料チャンネルのStarzを$44億で買収した。加入者2330万世帯のStarzは2015年にShowtime(加入者2280万世帯)を抜き、HBO(3140万世帯)に続く、2位の有料チャンネルになった。LionsgateはStarzの買収で、テレビ番組市場の拡大を狙っている。StarzはSVODサービスに参入し、Netflixとの競合を始めており、Lionsgateのライブラリー、制作力、それに資金は重要になる。Lionsgateはまた、Tribeca ShortlistとComic-Con HQとの共同で新たなSVODサービスも計画しているが、同社はこれはディスク市場への力を減らす事は意味していなく、ディスク市場はまだ成長する市場であると語っている。