放送帯域競売は失敗

放送周波数帯域の競売は最低価格の$884億に達する事が出来なく27ラウンドで終了した。総額はネットで$225億で最低価格の4分の1にしか達しなかった。FCCは競売する周波数帯域を126 MHzから114 MHzに引き下げて、リバースオークションを再度行う。2回めのリバースオークションは9月13日に開始しする。最初のリバースオークションで離脱した会社は参加する事が出来ない。

2017年期のTV視聴世帯数は1.18億

視聴率調査を行っているNielsenは9月から始まる2016/17年放送シーズンの視聴率のベースとなるテレビ視聴世帯数は1.184億世帯だと発表した。テレビ視聴世帯数はテレビを持ち、地上波、多チャンネルサービス、あるいはブロードバンドで番組を視聴している世帯で、前年期の1.164億世帯より1.7%増えた。全世帯におけるTV視聴世帯の率は96%となり、前年期の95.7%より僅かに増えた。TV世帯における2歳以上の人口は3.017億人で、前年期より1.6%増えた。

パソコン時代の終わり

家庭からインターネットをアクセスするためのデバイスはパーソナル・コンピュータであった。インターネットビデオを見るためのデバイスもPCであった。しかし、モバイル端末、それにコネクテッドTVによりPCの時代は終わり始めている。Sandvineが発表した統計(http://goo.gl/WnZz0x)によると、家庭からの下流(ダウングレード)のトラフィックの1位はまだWindows PCで18.5%のシェアがある。2位はiPhoneで12.5%、3位はAndroidで11.3%のシェアがある。しかし、デバイスの種類で見ると、WindowsとMac(4%)を合計したパーソナル・コンピュータは22.5%であり、iPhone、iPad(5.6%)とAndroidを合計したモバイル端末のシェアは29.4%になっている。コネクテッドTV系ではPS4が1位で5.8%であった。2位以下はXbox 1(4.7%)、Roku(4.3%)、SamsungのスマートTV(2.1%)、Apple TV(2%)であった。Sandvineの統計ではモバイル端末の合計シェアは2012年では9%であった。

ディスク販売枚数は増えていない

先月号でビデオディスクの売上額がQ2に増えたと書いたが、ディスクのカムバックはあるのか? 今年はUltraHD Blu-rayにより、ディスク売上が増えると予想されているが、Q2ではその影響は殆ど無い。DEGによると今年の前半には45のUHD Blu-rayのタイトルが発表されたが、販売枚数はまだ30万枚であった。DEGの統計によると、ディスクの売上が増えた理由は販売枚数が増えたのではなく、値上げが影響した様である。DEGに統計によるとトップ100タイトルの平均価格は2015年は$13.72で、2014年から9%安くなっていた。それが、2016年前半では$14.38となり、5%の増加があった。平均価格が5%上がり、売上が3%増えたのでは、ディスクの販売枚数は増えていない事になる。

Netflix: 2018年には海外が国内を抜く

調査会社のIHSの予測では2018年にはNetflixの海外加入者数が国内加入者数を追い抜き、2020年には7500万人に達する。Netflixの合計加入者数はQ2で約8300万人で、アメリカ国内が4713万人で、海外が3605万人であった。同社によると2020年のNetflixの売上は$132億になる(海外$70億、国内$62億 。海外では欧州が大きな市場で、特に英国(2016年末で600万加入者)、北欧(54万人)が大きな成長をしている。