多チャンネルサービスとSVOD

SVODの利用が増える事で、多チャンネルサービスへの加入者は減っているが、その減少率はそれほど高くなく、多チャンネルサービスとSVODの両方を利用している人達が増えている。Ampere Analysis社が欧州と北米で53,000人のインターネット利用者を対象に行なった調査では、両方のサービ

TV Everywhereの利用が増える

Cable & Telecommunications Association for Marketing(CTAM)の発表によると、2017年1月のケーブルTV加入者におけるTV Everywhere(TVE)の認知度は73%に達し、51%は調査の前の月にTVEを使いコンテンツを視聴していた。TVEを週に数回以上使っている「ヘビーユーザ」は2016年8月の17%から24%へと増えた。

ソーシャルメディアとTV

一時、ソーシャルメディアとTVをリンクするソーシャルTVのアプリが話題になったが、成功しなかった。しかし、テレビ番組に関する話題のソーシャルメディアでの投稿が無くなった訳ではない。Ring Digital(ringdigial.tv)が発表したデータによるとソーシャルメディアを使い、TV番組

長くなるタイムシフトの期間

タイムシフト視聴の殆どは24時間以内であったが、視聴までの期間が長くなり、視聴率は放送から1週間で測る事が増えている。しかし、それでも不十分になりつつある。Nielsenの発表では測定を放送から35日にすると視聴率が10%以上増える番組もある。同社によると2月に放送されたABCのModern

Amazon電子製品の普及

昨年のクリスマスシーズンにAmazonのEchoが大成功したが、売れているAmazonの電子製品はEchoだけでなく、Kindle、Fire Tablet、Fire TVも成功した。これら製品はAmazonのウェブサイトで広告されているだけでなく、テレビでも宣伝している。

Amazonで売れている製品の統計をまとめているProfiteroのデータによるとAmazonのウェブサイトで売れている電子製品のトップ10にAmazon自体の製品が占める割合は70%を超えている。2016年12月の電子製品売上トップ10は下記の通りすべてAmazon製品であった。