Verizonは今回のテレビ放送帯域の競売には参加したが、ライセンスを1つも落札しなかった。Verizonは十分に600 MHz帯は持っており、それより5Gの為に数十GHzの帯域を欲している。FCCは5Gの為に高周波数帯域の競売を行う予定であるが、その時期は不明である。Verizon、AT&T共に2018年には固定の5Gサービスの開始を予定していおり、帯域が必要になっている。Verizonは5月に全米で39 GHz帯のライセンスに加え、ニューヨーク、サンフランシスコ等の都市で28 GHz帯を持っているStraight Pathを買収した。AT&TもStraight Pathを狙い、$16億ドルをオファーしたが、Verizonはその倍の$31億の値段でさらっていった。Verizonの買収価格はAT&Tが$16億をオファーした前日のStraight Pathの株価のより404%も高い。
Amazon Channelが欧州でもスタート
AmazonのPrime Video内で有料チャンネルとして他社のSVODサービスを提供しているAmazon Channelの提供がイギリス、ドイツ、オーストリアでも始まった。イギリス向けのサービスは約40チャンネル、ドイツとオーストリア向けは約25チャンネルで開始した。提供されているチャンネルはアメリカでも提供されているShudder、Curiosity Stream等に加え、ITV、Eurosports等の欧州向けのサービスも加わっている。欧州でのAmazon Channelの大きな特徴はオンデマンドだけでなく、ライブ(リニア)での配信もある事で、例えばEurosportsはライブでのスポーツ中継を行う。
Amazon Channelはアメリカでは100以上の「チャンネル」を持ち、成功をしている。Bloombergによると、AmazonもSling TV、DirecTV Now等の様なOTTベースの多チャンネルサービスを検討していたが、Amazon Channelの成功によりOTT多チャンネルサービスの計画は中止になっている。その代わりにAmazon Channelでテレビネットワークのリニア配信の検討している。OTTベースの多チャンネルサービスでの扱いが少ないViacom、Turnerはライブ配信を含むSVODサービスを検討ししており、Amazonはこれら事業者との契約を狙っている様である。
FuboTVのLookback機能
OTTベースの多チャンネルサービスのFuboTVは過去3日間に放送された番組を視聴出来るLookbackと呼ばれる機能を加えた。FuboTVにはクラウドDVR機能は無いが、Lookbackと使うことで録画設定をする事無く、見逃した番組が3日以内の物であれば見る事が出来る。Lookback機能はまだベータ中であり、すべてのFuboTVアプリで利用可能ではなく、A+E等の一部のネットワークはサポートされていない。数週間中に殆どのチャンネルでLookbackが利用になるが、キャッチアップ視聴の需要が無いニュース、Weather Channel等ではLookback機能をサポートされない。
NetflixのAmazon Prime Videoの評価
NetflixのCEO、Reed HastingsのAmazon Prime Videoに対する評価は大きくと変わってきている。Prime Videoとしてサービスが開始された翌年の2012年では「Confusing mess(めちゃくちゃ)」と酷評した。数年後にはAmazon Prime VideoはNetflixを補足する(Complementary)サービスだと言うようになった。5月末のCNBCの技術ニュースの「Squawk Alley」において、Hasting氏は「Amazonがする事はすべて驚異的だ。どの様にしてあの様に多くのビジネス分野で成功出来るのか。まるで、基礎的なビジネスルールを拒絶している様だ。」と褒め、Amazon Prime Videoに対しては「So scary(非常に怖い)」と反応した。
Fire TV内蔵テレビ
TCL、Sharp、Hisense、Hitachi、Insignia等がRokuを内蔵してテレビを販売しているが、AmazonのFire TV内蔵のテレビも登場した。Element ElectronicsはFire TVを搭載した4K TVを5月に発表した。最も安い43インチは$449で、65インチは$899となっている。Elementのテレビを製造しているTongFongはElement以外にWestinghouseとSeikiのブランドを持っているが、Seikiブランドのテレビはアメリカでの販売を終了した事も発表した。
