TV Everywhereの利用が増える

Cable & Telecommunications Association for Marketing(CTAM)の発表によると、2017年1月のケーブルTV加入者におけるTV Everywhere(TVE)の認知度は73%に達し、51%は調査の前の月にTVEを使いコンテンツを視聴していた。TVEを週に数回以上使っている「ヘビーユーザ」は2016年8月の17%から24%へと増えた。

Adobeの「State of Digital Video」(https://goo.gl/AubEvg)でもTVEの利用は増えている。TVEを利用しているケーブルTV世帯は2014年Q4の12.8%から2016年Q4では20.5%に増えている。TVE視聴の大きな変化として、コネクテッドTVでの視聴が増えている事で、2016年1月では21%であったのが、2017年1月では32%に増えている。


Adobe

TVEはネットワークによりOTTでの番組配信を多チャンネルサービス加入者に限定する事で、ネットワークは多チャンネルサービス事業者から契約金を得、多チャンネルサービス事業者はOTT配信に加入者を奪われる事を防ぐ事が出来る、Win-Winのビジネスモデルとしてスタートした。しかし、コンセプトは多チャンネルサービス加入者になかなか理解されなく、すでに8年の年月が経っている。その間、OTTサービスは飛躍的に増えた。多チャンネルサービスの利用者は減少方向にあり、さらには多チャンネルサービスもOTT化を始めた。TV Everywhereの認知度がやっと高まり、利用も増えたが、時すでに遅しかも知れない。