OrangeとNetflixはフランスのOrange TVの加入者にNetflixを提供する契約を2014年に交わしているが、その契約を更新し、さらに地域を拡大した。すでにスペインのOrange TVでは数ヶ月前からNetflixの提供が開始されており、数カ月後にはポーランドが加わる。Orangeは欧州、アフリカ、中近東の29ヶ国でサービスを提供しており、残りの国でのNetflix提供は2018年に開始する。
Netflixはロシアから撤退か
Netflix、Amazon等のOTTサービス事業者の東欧での成功は困難になる。ロシアは加入者が10万人以上のOTTサービスに対しての海外企業の出資限度を20%とした。これにより、Netflix等は出資額が20%以下のジョイントベンチャーを設立するか、あるいはAmediateka等のロシアの事業者にコンテンツをライセンスしなければならなくなる。Digital TV Researchによると東欧のSVODサービス加入者は2022年には1650万人になるが、その680万人はロシアの加入者であり、Netflix等はロシア以外で加入者を得る必要がある。しかし、Netflixの加入者数は343万人となり、ロシア以外の東欧では35%のシェアを得ると同社は予測している。

Digital TV Research
ComcastがWatchableを縮小
Comcastは2015年にYouTubeに対抗するショートビデオのOTTサービス、Watchableを開始した。Watchableを成功させるためにComcastはBuzzFeed、Maker Studio、Vice等と契約し、オリジナルコンテンツを制作してきたが、10月末までにすべてのオリジナルコンテンツ契約は解消になる。ComcastはWatchableのサービス自体をいつまで続けるは決まっていないと語っているが、オリジナルコンテンツ無しでは魅力は無くなり、維持する必要な無いであろう。Comcast/NBCは先月にはコメディー専門のSVODサービスのSeesoを終了させている。
YouTubeが有料チャンネルから撤退
YouTubeは2013年に有料チャンネルをスタートさせた。1つチャンネルが月間$1から$6のアラカルト型で、Sesame Street、National Geographic等のチャンネルがあった。しかし、ポピュラーにはならなく、YouTubeはSVOD型のYouTube Redを2015年に開始した。有料チャンネルは今年の12月で終了となるが、YouTubeはこれを「スポンサー」型のサービスにする事を検討している。YouTubeはYouTube Gamingでスポンサー型のサービスをテストしており、視聴者は月額$5で好きなクリエーターのスポンサーになり、スポンサーの特権としてチャットのバッジ、絵文字のカスタム化、それにスポンサー専用のチャットスペースが得られる。
Huluの急成長
Hollywood Reporterによるとオリジナル番組の「The Handmaid’s Tale」等の成功によりHuluの加入者が急速に増えている。同紙によると3月以来Huluの1日平均新規加入者数は98%の増加している。Huluの急成長はTiVoの「Q2 2017 Video Trend Report」(https://goo.gl/jgfeBS)でも明らかである。TiVoの視聴者は2017年Q1では11.9%であったのが、Q2には15.7%に増えている。Netflixは54.3%から53.6%へと若干落ちている。Amazon Instant Videoの減少はさらに大きく、27.3%から21.6%へと落ちた。SVODの4位はHBO Nowで5%から5.6%へ増えた。

TiVo
