eVUE-TVの契約が増える

Evolution Digitalが中小ケーブルTV事業者向けに提供しているプラットフォーム、eVUE-TVを採用している事業者が23社に増えた。eVUE-TVは既存のサービスにVOD、ネットワークDVR等の機能を加えるソルーションで、Evolution DigitalのQAMとIPハイブリッド型のeBOX STB、TiVoのUI、それにEvolution Digitalのクラウドサービスで構成されている。

また、Evolution Digitalは新たなサービスとしてComcastのXfinity Instant TVの様なブロードバンドを使った多チャンネルサービスを提供する為のソルーション、eVUE NOW!を発表した。e-VUE NOW!はeVUE TVと同様に中小ケーブルTV事業者向けのサービスで、ケーブルTVと同等のサービスをiOSとAndroidベースの端末、それにRoku、Apple TV、Android TVで利用可能にする。

Atariがカムバック

1970年代にゲーム機市場でトップベンダーの1つであったAtariがカムバックを狙っている。AtariはTVにPC機能を加えるAtariboxの発表をする。AtariboxはAMDプロセッサーを搭載したLinuxベースの製品で、コンピューター、ストリーミング・プレーヤ、そしてゲーム機として使える。製品は昔のAtariのゲーム機に似せたデザインで、過去のAtariゲームも復活させる。価格は$249。

VimeoがLivestreamを買収

ビデオ配信プラットフォームのVimeoはライブ配信のLivestream社を買収した。VimeoはIACの子会社で、高品位のビデオを売り物にしており、ビデオ製作者、企業のビデオ配信に使われている。Livestreamは2007年にMogulusとして開始し、2009年にLivestreamに社名を変更し、Spofity、Gannett、Tesla、NBA等に加え200以上の地上波局がクライアントになっている。Vimeoは同社のビデオ配信プラットフォームにLivestreamの機能を統合する。

ComcastがLoRaをXB6に組み込む

ComcastのIoT部門、MachineQは同社が採用しているIoT向けの低出力WANのLoRa規格をブロードバンドゲートウェイのXB6に組み入れる。MachineQはそのパートナーのPure Integration LLCとActilityとの共同でCox、Liberty等も採用しているRDK-B規格にLoRaを取り入れる。これにより、RDK-B規格を採用したケーブルTV事業者が設置するケーブルモデム・ゲートウェイはLoRa WANのノードとして使えるようになり、低コストのWAN構築が可能になる。

TVネットワークのOTT化

主要テレビネットワークの中で、もっも早くSVODサービスを開始し、放送局、あるいは多チャンネルサービス事業者のバイパスを始めたのはCBSである。同社はCBS All AccessでCBSライブラリーのオンデマンド配信に加え、同時配信も開始した。

プレミアムチャンネルのShowtimeのOTT版もあり、さらにCBSはOTTでのニュース専門チャンネルのCBS Newsも始めている。CBS NewsはOTT専用であり、多チャンネルサービスでの放送は無い。CBSの重要なチャンネルはCBSとShowtimeの2つであり、大きな基本チャンネルは無いので、多チャンネルサービス事業者に気兼ねする必要が無い。

CBS Newsに続き、CBSはスポーツチャンネルのOTT化も予定している。CBSには多チャンネルサービスの基本チャンネルのCBS Sportsがあるが、その地位はABCのESPN、それにFox Sportsと比べると低い。その分CBS Sportsとの共食いの心配は少なく、CBSのOTTスポーツネットワークは積極的な動きが出来る。

CBSはさらにCBS All Accessを世界的に提供していく事も発表した。カナダで2018年前半にサービスを開始し、世界展開を進めていく。CBS All AccessとShowtimeの2つのサービスへの合計加入者は年末には400万人に達する予定だ。