Comcastは今年の6月にX1をホスピタリティ市場で使う、X1 for Hospitalityを発表し、フィラデルフィアのFour Seasons Hotelでのテストを開始している。その後、サービスはHilton Denver Inverness等、約10のホテルで採用されている。X1 for Hospitalityは通常のホテル向け多チャンネルサービスより高価であるが、DVR、Netflixを含めたOTTサービスへの対応に加え、TVからのルームサービスの注文等のアプリケーションも提供できる。サービスはフルIPであり、ホテルにメトロ・イーサネットが必要になるが、ComcastはビデオにはQAMを使うハイブリッド型のX1 for Hospitalityも開発中である。
DisneyのOTTビデオ
Disneyは四半期経理報告の場で、Disney+を含めたOTTビデオサービスの計画を語った。4月に開始した$5のESPN+はすでに100万人以上の加入者がある。来年の後半に開始するDisney+のコンテンツはDisney、Pixar、Marvel、Star Wars、それにFoxから得るNational Geographicの番組がベースで家族的なものになる。オリジナル番組としては、Star Warsをベースにした「The Mandalorian」の制作をすでに開始している。Disney+の配信もESPN+と同様にDisneyが75%の株を持つBAMTechが行う。Disney+のプロモーション用のウェブサイト、https://preview.disneyplus.com/も出来ている。また、Foxの買収によりDisneyはHuluの60%を持つ事になり、Huluのオリジナル番組への投資も増やしていく。
Disneyはまた、OTTビデオ向けの広告でGoogle Ad Managerを採用することも発表した。DisneyとGoogleは新しい広告技術の開発でも協力をする。これまで、DisneyはComcastのFreewheelをデジタル広告に使ってきた。
WarnerMediaも9年にSVODを開始
AT&TのWarnerMediaも2019年Q4からNetflixに競合するSVODサービスを開始する。サービスの名称、価格は発表されていないが、AT&Tによると、3つのティアで構成される。ベーシックなティアは劇場映画が主体で、次のティアにはこれにオリジナル番組とヒットした映画が加わり、3つ目のティアにはWarnerMediaの他のコンテンツ、それにサードパーティーのコンテンツが加わる。
Hulu加入者は年内に2300万人
HuluのCEOランディー・フリーヤはBusiness InsiderのコンファレンスでHuluの2018年後半の加入者増加は前半を上回ると語った。Huluの加入者数は1月で1700万人と発表され、夏には2000万人を越しているので、前半で約300万人増えたことになり、年内には2300人に達することになる。また、Hulu with Live TVのQ3の成長はDirecTV Nowの10倍とも語っている。DirecTVの増加は4.9万人であったので、Hulu TVは約50万人増えた事になる。
HuluはFunimationと契約したことを発表した。FunimationはこれまでAT&TのVRVとCrunchyrollと配信契約を持っていたが、10月に契約が切れている。HuluはFunimationのアメリカでの最初の配信権を得たので、Funimationが配信権を持つアニメはFunimationのSVODサービスより先にHuluで配信される事になる。
DAZNがMLB番組を制作
9月にDAZNアメリカでもサービスを開始したDAZNは、MLBと3年間、$3億ドルの契約をし、メージャーリーグの試合ハイライト番組を制作し、独占配信をする。DAZNは現在ボクシングとMMAに特化しており、MLBハイライトはそれ以外スポーツでは最初となる。番組はライブで毎晩、配信される。DAZNは$10で提供されている。
DAZNはまた、OTT多チャンネルサービスのVidgoと協力する。Vidgoのヒスパニック向けのLatino Masのパッケージ($30)に加入すると、無料でDAZNが利用可能になる。Vidgoは新しいサービスで、現時点では外国語チャンネルを主に配信している。
