IPTV STBの出荷は50%増加

調査会社のiSupplyによると、IPTV向けSTBの2010年の世界的な出荷台数は前年比、50%の成長をし、2870万台になる。同社は2009年から2014年の平均年間成長率は25%になると予想している。これに対して、2010年における、既存のケーブルTV、DBS向けのSTBの成長率は6.7%と予想されている。全STBに占めるIPTVのシェアは14.7%だが、2010年には19.3%、2014年には29.1%になる。IPTV向けSTB市場には60以上のベンダーが参加しおり、トップ15社が全体の92%のシェアを占めている。トップシェアはMotorolaで、32%のシェアを持っている。2位はシェア14%のCisco。IPTV向けミドルウェアでは、Microsoftがトップで、25%のシェアを持っている。

ComcastがTridentのチップをテスト

Comcastは、TridentのDTV ICを使ったDTAをテストしている。TridentのCX24482は、Motorola、Cisco他のCASに対応するユニバーサルDTA向けのチップセットである。Comcastは、次期DTAの仕様に様々なCASに対応出来る機能を含めている。TridentのICを使ったDTAのメーカー名は発表されていないが、Comcastは現在、Cisco、Motorola、Pace、Techinicolor(Thomson)製のDTAを使っている。また、Comcastは、SuddenlinkとMediacomが採用しているHuawei製のDTAも検討している。これまで、DTAのチップセットはBroadcomのほぼ独占であったが、Trident社はユニバーサルDTA向けのICで、ブロードコムに挑戦をし始めている。

Motorola: 3D向けにSTBをアップデート

MotorolaはそのDCXラインのSTB向けの3D仕様のソフトウェア・アップデートを発表した。DCXはフレーム互換の3D放送に対応しているが、視聴者が3Dメガネをしたまま、STBのメニュー画面に行くと、メニューは2Dで、読みづらい。Motorolaのソフトウェア・アップグレードは、メニュー向けの3D処理を追加し、3D放送中にメニューが表示されると、そのテキスト、グラフィックスを3D処理し、3Dメガネをした状態で読みやすくする。

Microsoft: 家電向けSilverlight

Microsoftは、IntelとBroadcomをパートナーとし、そのインターネットビデオのプラットフォーム、Sliverlightを家電向けにも広げていく事を発表した。STB、Blu-rayプレーヤ、インターネット対応TV等の家電製品向けのSilverlight SOC(System-on-chip)はIntelとBroadcomが提供する。Microsoftはまた、IIS(Internet Information Service)Media Service 4とSilverlight Media Framework 2.0の発表も行った。

HarminicがOmneonを買収

エンコーダーで知られている、Harminic社がビデオストーレッジとサーバーベンダーのOmneonを2.74万ドルで買収する事を発表した。Harminicのエンコーダー、トランスコーダーはDirecTV等の多チャンネル事業者、放送局で使われている。同社は、QAM送信機、VODシステム等も提供しており、また、その低コストなトランスコーダーのRhozetはウェブ、モバイルビデオ分野で良く使われている。OmneonはTurner、The Weather Channel、Discovery等を顧客に持っている。