国際: アナログ停波

  • フランス: 9月28日にシャンパーニュ・アルデンヌとロレーヌ地域で、10月19日にはサントルとポワトゥー・シャラントでアナログ停波を完了させたフランスは、11月15日と16日にブルゴーニュとフランシュ・コンテでアナログ停波を行った。フランスのアナログ停波は2009年11月18日に開始され、2011年11月に完了をする。11月16日で、人口の34%に値する2000万人が住む、10の地域でアナログ停波が完了した事になる。
  • フランス: 地上波のアナログ停波は2011年の予定だが、有料放送のCanal+はその1年前にアナログ停波を完了させた。Canal+は11月24日にその最後のアナログ送信設備を閉鎖し、すべての放送をデジタルに移行させた。Canal+は、これにより失った加入者はサービスを地上波で受けていた世帯の8%程度の発表している。Canal+の530万の加入者の殆ど(60%)は衛星でサービスを受けている。Canal+を地上波で受けていた世帯は(19%)で、IPTVとケーブルTVがそれぞれ15%と7%である。
  • ブルガリア: ブルガリア政府は、そのアナログ停波の予定を2年遅れの2015年に延期した。新しいアナログ停波の計画は2011年1月にまとめられる。ルーマニアも最近、アナログ停波の延期を発表している。
  • ハンガリー: ハンガリーのDTVプラットフォームのMinDig TVは12月中に14の地域で放送を開始し、人口の95%をカバーする様になる。MinDig TVは無料の地上波放送とMinDig TV Exraと呼ばれる有料チャンネル群で構成されている。

欧州: 多チャンネルサービス

  • イギリス: イギリスとアイルランドで衛星放送を提供しているBSkyBの加入者が1000万世帯を越えた。同社はその加入世帯の3分の1はHDサービスに加入していると発表している。
  • ドイツ: ドイツのFocus誌によると、同国のケーブルTVの加入者は減少し、加入者は衛星放送、あるいはIPTVに移行をしている。同誌によると、ドイツのケーブルTVの加入者シェアは2005年の57.6%から52.7%に減少し、衛星放送は41.2%から、54.7%、IPTVは3.2%から5.4%へと増えている。
  • スイス: Swisscomは第3四半期に126,000の新しい加入世帯を加え、合計世帯数を9月末で、358,000とした。Swisscomによると、この内157,000世帯が固定電話、ブロードバンド、IPTVのトリプルプレー・サービスのCasa Trioに加入している。
  • ハンガリー: 同国のNational Media and Telecommunications Authorityによると、9月末時点での有料デジタルTVサービスへの世帯数は1,322,000で、有料TV加入世帯の51.8%を占めていた。デジタル衛星への加入者は前月の808,000世帯から813,000世帯に増え、ケーブルTV・IPTV世帯は491,000世帯から509,000世帯に増えた。最も大きな事業者はUPCで、9月には29.9%のシェアがあった(8月は30.2%)。
  • ルーマニア: 同国の有料TV加入世帯は減少をしている。National Authority for Communicationsによると、2010年6月末における、ケーブルTV、衛星TV、IPTVの合計加入世帯は573万で、2009年末の582万世帯から減少をした。デジタル有料TVサービスへの加入世帯は260万で、2010年末から10%の増加があった。

ロシア: 首都モスコワにおける有料チャンネルへの加入者は増加してるが、ロシア全体の平均より普及率は低い。J’son & Partnersが発表したデータによると、モスコワにおける有料ビデオサービスの普及は過去6ヶ月間で21%から24%に増えたが、まだロシア全体平均の31%よりかなり低い。

Google TVとその反響

LogitechがGoogle TVの技術を使った製品、Logitech Revueを10月6日に発表した。Logitech RevueはHDMIでTVに接続するSTBで、Roku等の様にインターネットのビデオをTVで視聴する事を可能にするだけでなく、ウェブブラウザーを登載し、さらにAndroidアプリケーションを走らせることが出来る。LogitechはCPUにIntel Atom CE4100を採用している。

ラジオの将来

ラジオに関する情報をオンラインで提供するRadio-Info.comがスポンサーで、Edison Research社が行った、ラジオを含めた若者の音楽聴取に関する調査、「Radio’s Future II: The 2010 American Youth Study」が発表された。この1,533人を対象に行われた調査結果は、オンラインからダウンロード可能。http://www.edisonresearch.com/Edison_Research_American_Youth_Study_Radios_Future.pdf

コンシューマトレンド

調査会社のNielsenが1,372世帯を対象にした「Q2 2010 Home Technology Report」を発表した。これによると、コンシューマ・エレクトロニクスのホットなトレンドは:

  • HDTV: 2008年の3Qから2010年2Qにかけ、HDTVの設置は26.7%増え、LCD TVは48.2%増えた。
  • 家庭のブロードバンド: 家庭からのインターネットアクセス2010年1Qから2Qで2.5%、ブロードバンドアクセスは3.8%増えた。
  • 家庭のWiFi: 家庭でのWiFi導入は2010年1Qから2Qでは8.2%、過去2四半期では24%増えた。
  • DVR: DVRの導入は2010年1Qから2Qで14.5%増え、導入世帯は40%を越えた。
  • MP3プレーヤ: 46%の世帯は最低で1台のMP3プレーヤを持っている。Apple iPodが依然とトップシェアで、63%のシェアがある。
  • Apple iPad: 2010年4月3日に発売されたばかりのiPadは、3.6%の世帯に普及をしている。

逆に冷えているトレンドは:

  • 衛星ラジオ: 衛星ラジオの加入者は過去8四半期で、5.5%しか増えていない。
  • VTR: DVR、DVDの普及が進むと共に、VTRが姿を消している。VTRの保有世帯率は70.2%で減少をしている。2008年3Qの保有率は78.5%であった。
  • DVD: DVDの保有率の成長は止まり、2010年1Qから2Qでは0.6%の成長しかしていない。DVDの普及率は87.9%であった。
  • PDA: スマートフォンの普及で、Personal Digital Assistantが姿を消している。PDAを持っている世帯は、2008年3Qから25.5%の減少を見せている。